メガバンク 最終決戦


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昨年末、WOWOWに加入。目的は映画とテニス、ライブ、アカデミー賞、それとなかなかのラインナップを誇るドラマWを観るため。2~3月は中井貴一主演の「きんぴか」がメイン推しで、録画一気見の予定(未着手)。同クール放送の「メガバンク 最終決戦」をリアルタイムでとりあえず観ていた。そしたらありがちな展開ながら止まらなくなり、最終回まで観ちゃったよ。爆笑


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原作は伝説トレーダー波多野聖の経済小説。合併を繰り返していびつな構造になった大銀行を舞台に、内部の勢力争い、外資ファンドの介入などの危機に立ち向かう銀行マンを描く。あんなに足を引っ張り合って大丈夫なのか、トップ銀行が外資に狙われるなんてありなの、などと訝りながら、ワクワクしながら完走。書いた人が書いた人なので、絶対ないとは言えないんでしょうね。ガーン


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椎名桔平は卵顔でいつも上から目線(笑)。桐谷健太は人柄が滲み出る。石橋凌大石吾朗のなりきり度がプロで、益岡徹緒川たまきも安定。袴田吉彦小柳友がいいポジションで出てました。


特筆は3人。利重剛がだんだん総理に見えてくる。これは新境地。音月桂は元ジェンヌ。初登場カットがセクシー。小松利昌は大阪の劇団系俳優。粘着質な上目遣いが忘れられない。灰汁が強い?いや灰汁しかない。この人全国区くるぞ!


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難解用語は不要。あの映画のようなことはない。人の業が推進力。嫌な奴だらけで桔平が騎士に見える。健太なんぞは天使のそれだ。再放送もあると思う。ソフト化もしてるのかしら。機会がありましたらどうぞ。


「きんぴか」が楽しみ。4月期は土屋太鳳のあれと加瀬亮・戸田恵梨香の単発。山崎豊子の「沈まぬ太陽」も上川隆也でやる。ドラマWが侮れない。おねがい



hiroでした。