WOWOW鑑賞

 
カルトレベル高いな
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シン・シティ
 
監督・脚本・製作:ロバート・ロドリゲス/監督・脚本・原作・製作:フランク・ミラー/ゲスト監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ミッキー・ローク/ジェイミー・キング/カーラ・グギノ/イライジャ・ウッド/ルトガー・ハウアー/クライヴ・オーウェン/ロザリオ・ドーソン/ブリタニー・マーフィ/デヴォン青木/アレクシス・ブレデル/ベニチオ・デル・トロ/マイケル・クラーク・ダンカン/パワーズ・ブース/ニック・スタール/マイケル・マドセン/ジェシカ・アルバ/ブルース・ウィリス
 
①心臓に病気を持つ刑事ハーティガン(ブルース・ウィリス)は、シンシティを裏で牛耳るロアーク(パワーズ・ブース)の息子ジュニア(ニック・スタール)の毒牙から幼い少女を救い出すが、囚われの身となる。
②巨漢の殺し屋マーヴ(ミッキー・ローク)は、自分の目の前で殺されたコールガール・ゴールディ(ジェイミー・キング)の敵を討つため、猟奇殺人鬼ケビン(イライジャ・ウッド)の隠れ家を襲う。
③恋人シェリー(ブリタニー・マーフィ)に付きまとう凶暴なジャッキー・ボーイ(ベニチオ・デル・トロ)を娼婦街で追いつめたドワイト(クライヴ・オーウェン)は、街のボス・ゲイル(ロザリオ・ドーソン)らと共に彼を始末する。しかし、ジャッキー・ボーイが警官だと知り、死体を隠す工作を始める。

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悪の蔓延るシン・シティの3つの話。続編を先に劇場鑑賞。改めて前作を鑑賞。今さら、続編の優しさを知る。
 
ナンシー(ジェシカ・アルバ)&ハーティガン、マーヴ、ドワイト(続編はジョシュ・ブローリン)&ゲイル、悪の象徴ロアーク…主要キャストは続編にも出ている。なのでエピソードゼロ的に入っていけた。どちらが先でも問題なし。

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モノトーン調でパートカラー。コミックみたいな世界観に引き込まれるのもシリーズの空気。コミック調=非現実。その利点を活かして、内容がハード。
 
ケビンとジュニア、この存在が、動きが、不気味。残虐場面は平気だが(←成長!)、こういうキャラは苦手。マニア受けするのは納得。

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続編では降板のオーウェン。カッコよく見えたのは初で、ファンの方には申し訳ない。ロークは、どこがロークなのかさっぱりわからないから凄い。ブルースの発砲シーンがマクレーンだった(笑)。
 
イライジャがキモくて、フロドの面影封印。ルトガー・ハウアーがいたことはクレジットで知った。ジェシカが可愛すぎて困る。続編よりもよい。最強兵器ミホのキャラがやはり強烈で、続編よりも本作のデヴォン青木がよい。

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続編よりもグロさがワンランク上。モノトーンや影絵が想像力をかきたてる。それぞれの闘いには理由がある。続編を観てからこっちを観ると「種明し」的な妙味。やっとhiroの中で完結。
 
ゾンビより人間だな、怖いのは。
 
 
 
hiroでした。