保護犬ってご存知?


何らかの理由で飼えなくなり放棄されたワンコは、保健所に回収されます。保健所に里親申請するケースもありますが、仔犬に比べ適応力が低く、虐待で人間不信になってたら、新しい環境で飼うのは慣れている人でも大変。引き取られた子は幸せで、引き取り手のない子は…わかりますよね。


あと、ブリーダーの元で、子を産むため、種を提供するために飼育されているワンコ。この子たちも、勤めが終われば引退犬となります。これは一般的に行われています。ブリーダーも生活がかかっており、ブリーダーがいることで、私たちがペットショップでワンコと出会えるというのも事実です。飼っている方はある程度認めないといけません。引退犬まで面倒をみれるルールが確立されるといいんですけどね。


で、保護犬です。いろんな事情で「処分待ち」になっているワンコをレスキューしている方々がいます。そうした方は、たいていがボランティアです。レスキューされたワンコは食事と寝床を確保され、命が繋がります。とはいえ、自費で保護するには限りがあります。ワンコの命をより確実なものにするのは里親です。「保護犬」「里親」と検索するだけでかなりな数がでてきます。


そうした活動に注目してきた相方さんは、「里親なら」と情報収集してました。ある日「この子どお?」と一枚の画像を差し出しました。パピヨンの保護犬です。ブリーダーの引退犬です。ウチの初代ベルはパピヨンでしたので愛着もあり、推定4歳(生年月日不詳です)と引退犬にしては若い…適応力がありそうです。人間不信はなく、健康なのだそうです。

かわいいとか、かわいそうとかで決めないのは重要なことです。引き取る以上「次」があってはいけない。「最期まで」の覚悟が必要です。

決まりました。ウチの三代目はパピヨンの女の子、サクラです。

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家族全員、覚悟しました。一番時間がかかりそうなのは甘えん坊の先住犬ヒナタです(笑)。でも、家族が大好きなヒナタです。時間かかっても、絶対に受け入れてくれると信じています。ヒナタ先輩、頼むぜ。

今後、ブログ、twitter、Instagram等で登場しますので、経緯を紹介させていただきました。里親をしてくれる方が増えたらいいなとは思いますが、興味本位では無理。なので、お勧め記事ではありません。単なる報告です。

ブリーダー犬は、食事はもらっていても、かまってもらってはいないそうです。抱っこも散歩も滅多になく、オモチャ遊びも知りません。一人でケージにいるのが普通な生活を4年間送ってきました。

顔をみせるとしっぽを振るのに、なかなか寄ってきません。触れようとすると震えます。愛され方がわからないんだと思います。いっぱい愛情を注いであげようと思います。

ヒナタのケアも必須です。ワンコは順列社会。年下でも先輩のヒナタは、やはり一番でないといけません。面倒だけどヒトの世界よりはよっぽどシンプルですね(笑)。頑張ります。

ヒナタ同様、サクラもよろしくお願いします!



hiroでした。