99本目(12月10日鑑賞)
ダニエルの決着
監督:サム・メンデス/脚本:ジョン・ローガン/ニール・パーヴィス&ロバート・ウェイド/ジェズ・バターワース/音楽:トーマス・ニューマン
出演:ダニエル・クレイグ/クリストフ・ヴァルツ/レア・セドゥ/ベン・ウィショー/ナオミ・ハリス/アンドリュー・スコット/デイヴ・バウティスタ/モニカ・ベルッチ/イェスパー・クリステンセン/ジュデイ・デンチ/レイフ・ファインズ
今は亡きM(ジュデイ・デンチ)の残したメッセージに従い謎の組織を探るボンド(ダニエル・クレイグ)は、黒幕オーベルハウザー(クリストフ・ヴァルツ)の存在に徐々に迫っていく。時を同じくして、MI-5のデンビー(アンドリュー・スコット)のMI-6解体計画に新M(レイフ・ファインズ)も苦境に立たされる。
007に興味がなく、ショーン・コネリーとかピアーズ・ブロスナンとかひとつも観たことがない。そんなhiroを変えたのがダニエル。「慰めの報酬」を観るために直近作「カジノロワイヤル」を観たのがボンドデビュー。それ以来惚れ込んでこの新作に至る。
惚れ込んだ今も、他のボンド作を観ようと思わない。ボンドではなくダニエルのファンなのだろう。だから、長いボンドファンは納得いかなかろうと、hiroにとってボンド=ダニエル。そのダニエル・ボンドもこれで終わりだという。寂しい限り。
今回IMAX鑑賞。なもんでのっけからヘリの爆音やら建物ドーンやらの大振動。3Dじゃなくてもこの臨場感。IMAXの真骨頂は音と振動。IMAXにして大正解。最後にあの建物まで崩壊。ダニエル・ボンドと共に、ひとつの時代が終わる。
Q(ベン・ウィショー)が大物感。マネーペニー(ナオミ・ハリス)にもスポット。新Mは敵か味方か。ヴォルデモートだしな。宿敵ホワイト(イェスパー・クリステンセン)は、本作意外と重要。ヴァルツは少しおとなし目。
流行りのチーム戦でラストを飾ったダニエル。口数少ないし、笑わない。スマートではなく肉体派。スワンとの絡みは「美女と野獣」…いや「野獣と野獣」か。
ボンドらしくなくてもいいんです。ダニエルらしければ。
hiroでした。
そゆえば今回ダニエル脱いでない?
脚本7 映像8 音響9 配役8 他(スタント)9
計41/50