HDD鑑賞


これ、傑作!
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魔法にかけられて


監督:ケヴィン・リマ

脚本:ビル・ケリー

音楽:アラン・メンケン

出演:エイミー・アダムス/パトリック・デンプシー/ジェームズ・マースデン/イディナ・メンゼル/ティモシー・スポール/レイチェル・コヴィー/スーザン・サランドン/ジュリー・アンドリュース


魔法の国アンダレーシアのジゼル(エイミー・アダムス)は、王子エドワード(ジェームズ・マースデン)と出会い、その瞬間に結婚を決める。王位を誰にも譲りたくない女王ナリッサ(スーザン・サランドン)は、ジゼルを騙し、ファンタジーとは無縁の国へと追い出してしまう。
ニューヨークで弁護士をしているロバート(パトリック・デンプシー)は娘のモーガン(レイチェル・コヴィー)との帰路、ウエディングドレスを着たジゼルを発見。お城に行くという彼女をモーガンの頼みで一晩だけ泊めることに。


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面白すぎるっ!


前から存じておりました。「いい」という評判も聞いておりました。録画ネタも随分前からありました。が、なんとなく観てなかった。ディズニープリンセス系を観たついで、未見の本作、観てしまおうと。今まで放置していた自分を責めます。これはいい!


実写とアニメの融合…というと「メリーポピンズ」みたいなの想像する。ところがこれは違う。「実写は実写、アニメはアニメ」。アンダレーシアはアニメ、ニューヨークは実写。なので、上のアニメのジゼルが、ニューヨークに来たとたん…


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…こうなる。知ってはいましたが、実際に観る衝撃と言ったら、もう。王子もやってくる。リスもやってくる。召使いもやってくる。そして女王もやってくる。たたみかける連続攻撃に腹筋が鍛えられる予感。この発想だけで、あとはどうでもよくなる。十分だ。


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ところが手抜き知らずのディズニーは許してくれない。ファンタジスタ・ジゼルの行動と、ニューヨーカーで人の表裏を見尽くしている弁護士との掛け合いの、咬み合わないこと。想像はつく。だけど、それをエイミーが真顔で演じると、今度は胸筋も鍛えられてしまう。


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ロバートが反ファンタジーに寄ってなかったのもよかった。なまじ悲しい現実ばかり見ている弁護士という、設定の勝利。

キーパーソンが娘のモーガンということも想像がつく。女の子はプリンセスが好きなんです。夢をみてるんです。パパは夢をみさせてあげたいんです。で、パパも夢をみちゃうんですよ。


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お、王子はお笑い担当と思いきや、なかなかのイケメン。よく見りゃXメンじゃないですか!

そしてニューヨークのロバートの恋人ナンシー…「アナと雪の女王 」で、今や世界のビッグネーム、イディナ・メンゼンなのですね。しかも歌なしという。嫌な女役なのかと思いきや、最後はしっかり持っていく。

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アンダレーシアの住民がこぞってニューヨークにやってきた後は、もう定番のドタバタ・アトラクション。お決まりのドラゴンも登場。大腿筋のダイエットも完了。最後は、これもお決まり毒りんごと真実のキスでクールダウンしましょう。


巨匠メンケンの音楽もさえる。小人、リンゴ、魔法の鏡と小ネタアイテムも充実。動物と話す、ゴキブリとも話すジゼルはもう完璧にニューヨークのプリンセス。



hiroでした。

ディズニープリンセス特集、これで終わり。

今回はアナ雪日本語版と、未見の2作をご紹介。

おいおい旧作もやってこうかな。