お気に入りのCDのこと。


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BORN TO RUN
Bruce Springsteen

「HUNGRY HEART」を初めて聴いたのはいつだったか。ミドルテンポで、詩も聞き取りやすい。

Everybody’s got a hungry heart

サビのリフレインが耳に付く軽快なメロディでもある。それが、ブルース・スプリングスティーンとの出会い。この「HUNGURY HEART」はブルース4枚目のアルバム「THE RIVER」の収録曲だ。

その後しばらく日常からブルースの名は消え、高校生の時、大ヒット6thアルバム「BORN IN THE USA」で再開。ファンになったのは、この時からだといえる。
ファンになってから、過去のCDを購入。その時に出会ったのが3枚目のアルバムで、ここで紹介する「BORN TO RAN」。ブルースのアルバムで何が好きか、と聞かれたら一番最初に思いつく、傑作だ。

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全8曲。わずか50分足らずの収録曲の中で、荒々しいシャウト、研ぎ澄まされた感性、ミュージシャンとして腹を括った覚悟みたいなのが、凝縮されている。ジャケットデザインも、カッコイイ!

前2作ではアコースティック編成だったのを、本作から本格的なバンド編成を取り入れ、その後彼と一身一体となる、Eストリートバンドを結成。名曲「HUNGRY HEART」がリリースされるのはその直後である。

Eストリートバンドがまたいい。特筆はサックスのクラレンス・クレモンスだ。サックスがあるのとないのとでは、音の厚みが全然違う。スタジオ収録でありながらライブの臨場感が再現できる。ちょうどこのころから、流行りだしたんじゃなかったかな、そういうの。ほか、ギターの“マイアミ”スティーブ・ヴァン・ザントは、Eストリートバンド脱退後、反アパルトヘイトのプロジェクト「サン・シティ」を立ち上げることになる。

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大ヒットアルバム「BORN IN THE USA」
タワレコで輸入盤買った想い出が!
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ライブの集大成「LIVE」。
レコードで5枚組、CDで3枚組の大作。
全米での売り上げは、
「各家庭が1枚以上購入している」計算になるのだとか。

で、「BORN TO RUN」お気に入りのナンバーはタイトル曲「BORN TO RUN」。邦題が「明日なき暴走」(アルバム名も同じ)。ちょっと飛躍しすぎた訳かもしれないけど…「走るために生まれてきた」って…めっちゃカッコよくないですか? 道に迷った時、ずっと立ちつくしてても解決しないよね。少し休んだら、一歩踏み出そう、そんな気にさせてくれる応援ソング。
エンディング曲「JUNGLE LAND」もストーリー性の強いアレンジで、ラストにふさわしい。まるで、ライブのセトリのようなラインナップ。そういう構成、好きなんだよな~。


hiroでした。
こんなん発見!
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(笑)