HDD鑑賞


初ウディ作品。
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それでも恋するバルセロナ


監督・脚本:ウディ・アレン

出演:ハビエル・バルデム/レベッカ・ホール/ペネロペ・クルス/スカーレット・ヨハンソン/パトリシア・クラークソン/ケヴィン・ダン/クリス・メッシーナ/クリストファー・エヴァン・ウェルチ


スペイン・バルセロナに休暇に訪れたのはヴィッキー(レベッカ・ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)。誠実な男性との結婚間近なヴィッキーと、情熱的な愛を求めるクリスティーナ。親友と呼べる二人だったが、こと恋愛に関しては真逆の性格。独自の恋愛観を語るスペイン人画家ファン・アントニオ(ハビエル・バルデム)の「3人で週末を過ごそう」という提案に、乗り気なクリスティーナと「お付き合い」のヴィッキーは同行してしまう。

ところがクリスティーナが体調崩し、その間アントニオと二人になったヴィッキーは一夜限りの関係をもってしまう。バルセロナに戻り、アントニオと暮らし始めたクリスティーナにも言えず、ひとり悩むヴィッキー。一方、アントニオと幸せに暮らしていたクリスティーナだったが、二人の元に彼の元妻マリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)が転がり込んできて、奇妙な同棲生活が始まる。


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結婚間近なヴィッキーと…

実は、初ウディ・アレン。

さらに恥の上塗り。本作、そうと知らずに観たという…。

だって、ウディといえばニューヨーク、って勝手に思い込んでたんだもん。考えてみれば、ローマとか、パリとか、撮ってるよね。アホな思い込み。

しかも、公開当時、「人気女優のイロコイ映画かな」と勝手に高をくくってたという…。たしかに、イロコイ映画ではあったけど。

なので、ウディの「どこがいい、ここがすごい」という知識はゼロ。当然、他作との比較もできるわけがない。単純に本作を観た感想のみでササッと進めます。「ウディをわかってないな~」と思われるファンの方もいるかもしれません。そうです、わかってないのです、勘弁してください。


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情熱的な愛を求めるクリスティーナと…


まずは、ハビエル。こんなカッコよかったんだ、と。「007スカイフォール 」とか「悪の法則 」とか、独特な役ばっか観てたので、すっかり忘れてた。

でもですよ、こんな美女ばかり3人、そろいもそろってってほどかな。リアリティに欠ける。…やきもち?…ないモノねだり?…はい、そうですとも。

ただ、この関係性、なかなか大変そうなので、「男冥利に尽きる」のか、というと逆かな。好んでこの状況にはなりたくないかな。


あ、3人のうち1人は、リアル嫁でしたね。


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独自の恋愛観をもつアントニオトと…


さて、3人の美女が登場するわけですが、公開当時、「どの女性がタイプ?」なんて盛り上がってたりしたんですかね。まあ、うまいことキャラ付してありますね。

愛について真摯に向き合うヴィッキー。愛に刺激を求めるクリスティーナ。本能的な愛に境を設けないエレーナ。自分のお相手に求めるのはヴィッキー・タイプが一番人気なんですかね。hiroの場合は…、どうでもいいですね、hiroのことなど。(笑)


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彼の元妻との四角関係。


さ、残りわずか。ササッとまとめましょう。
第三者目線の語りで、客観的に人物観察をするのは、ウディ・アレンの特徴なんでしょうか。そのせいか、極端な感情移入もしない。登場人物の誰かに肩入れしちゃうと、こういう話は誰かが「悪」になる。本作、アントニオにそれほど嫌悪感をおぼえないのは、そういうカラクリなのかな。

四角関係の結末も、非常にあっさり。ラーメンに例えると、スープを飲み干しても後味が残らない、感じ。人物それぞれが、何事もなかったように、日常に戻っていく(であろう)結末。


日常って、何だろ。…そう考えると、これは事の大小はあれども誰にでもある得る話。…そう考えると、観察されているのはあなたかもしれないし、hiroかもしれないね。


ウディ・アレン、初心者です。

語るには、まだまだ観ないとね。

新作「ブルージャスミン」は先日劇場鑑賞。そちらのご報告は後日。



hiroでした。

ウディ・アレンのおススメあったら教えてくださ~い。