HDD鑑賞
新社会人のみなさん、おめでとうございます。
サラリーマンＮＥＯ劇場版(笑)
監督・脚本：吉田照幸
脚本：羽原大介/内村宏幸/平松政俊
出演：小池徹平/生瀬勝久/田口浩正/中越典子/入江雅人/堀内敬子/マギー/山西惇/田中要次/八十田勇一/池田鉄洋/中山祐一朗/中村靖日/野間口徹/深水元基/原史奈/奥田恵梨華/金子さやか/中田有紀/コンドルズ/瀬戸カトリーヌ/冨士眞奈美/伊東四朗/大杉漣/篠田麻里子/郷ひろみ/麻生祐未/宮崎美子/平泉成
ビールメーカー・ネオビールに入社した新城（小池徹平）だったが、業界５番手の実績に心は浮かない。配属部署の先輩・川上（沢村一樹）の外回りに同行するも、その仕事ぶりに失望する。ベンチャー企業に勤める友人・早井（中村靖日）から、自社への転職を勧められ、社長の皆川(入江雅人）と会うが、そこで、皆川がネオビールの出身で、新城の上司である中西（生瀬勝久）と同期であったことを知る。
そんな折り、業界トップの大黒ビールを負かす商品を開発するために募集した企画から、新城の「セクシービール」が採用され、開発チームが結成される。
主演ゲスト徹平君。「医龍」ネタも披露。
…ストーリーは忘れていただいて結構。深い話でもない。難解な謎解きもない。スリルとサスペンスもない。どうして映画にしたのかわからない。
…だけど…面白い！ テレビ・シリーズを何度か見ている人、手を挙げて。挙手した人なら面白い。挙手しなかった人は、テレビ放映を待とう。
hiroはというと、コンプリートするほどじゃないけど、ちょいちょい見てたクチ。それで十分楽しめた。
登場人物は、数あるネタから切り取った面々。平泉さんの早川君は徹平君の同期。相変わらずの老けっぷり。山西・麻生の白石夫妻は18禁(笑)。原・奥田らスケバン欧愛留はネオビールにいたのか。コンドルズは体操封印で、今作ではダンサー。中村君の早井君はコンパでも早い。
メインキャストに参加の川上君こと沢村さん。今回はまさかの海外ロケかと思いきや…。川上君で参加ということは、あの名物キャラクターは登場しないのか。商品名は「セクシービール」なのに？
川上君、海外出張！
生意気な新入社員に鉄槌が下る！
いや～（見たことあるから）楽しかった。わはは、（わかる人にだけ）抱腹絶倒。こんな楽しみ方、あってもいい。ＮＨＫさん、なんで映画にしたの～？…きっと映画化自体がネタ、なんでしょ。ありがとう(^O^)/
…と笑って観てるだけでもいい作品。あえて、今作に込められた｢想い」を探ってみよう、hiroらしく（笑）
義務教育の延長気分で大学を出た…もとい、親御さんに出させてもらった新社会人諸君。入社した会社の格で勝ったの負けたの、卒業した大学で上だの下だの。そんな価値観は意味がないので、燃えないゴミの日に捨ててしまおう。
サラリーマンの仕事にマニュアルなどない。正解はひとつではない。勝ち負けなどという目の前のちっぽけな評価などでは生きていない。失敗しても取り返せばいい。
根拠のない上から目線で、社会を会社を上司を先輩を、冷やかに見下してるんじゃない。生き馬の目を抜く社会を生き抜いてきたサラリーマンをなめるな、ヒヨッコめ！
…な～んてところで、どうでしょう(笑)。
会社ってさ、一人で動いてるんじゃないんだよね。
就職シーズン。
会社は、一人でガツガツしてても、楽しくないよ。何人も集まって、あれやこれやと言いあって、スキルって上がっていくもの。仕事も楽しくなっていくもの。だと思う。…仕事が楽しいわけがない？…そんな風に思ってる人が、楽しくなんてなるわけないじゃん。
ま、映画は映画で楽しんで。
そんでもって、
摩訶不思議な、サラリーマンの世界へようこそ
hiroでした。
なんかレビューになってねぇ～(笑)