HDD鑑賞


劇場版で一番好きかも~
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トリック 劇場版2


監督:堤幸彦

脚本:蒔田光治 音楽:辻陽

出演:仲間由紀恵/阿部寛/片平なぎさ/平岡祐太/堀北真希/塩野魁士/越井真優/綿引勝彦/上田耕一/北村有起哉/城後光義(ゆーとぴあホープ)/帆足新一(ゆーとぴあピース)/重泉充香/有吉弘行/山崎樹範/温水洋一/大仁田厚/マギー司郎/大島蓉子/アベディン・モハメド/生瀬勝久/池田鉄洋/野際陽子


自称天才物理学者・上田(阿部寛)の元に富毛村の青沼(平岡祐太)と名乗る若者が、幼馴染で行方不明になっている美沙子(堀北真希)を探してほしいと訪ねてくる。ある日、「殺される」と書かれた美沙子の手紙が筺神島から届いたという。

島には、箱を出入り口にあの世と行き来できるという佐和子(片平なぎさ)を教祖と仰ぐ教団「箱のユートピア」の根拠地がある。美沙子はそこにいるとにらんだ上田は、自称天才美人魔術師・山田(仲間由紀恵)に協力を依頼する。


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名コンビの今回の相手は…


シリーズ・ラストとなる最新作「トリック劇場版 ラストステージ 」のあおりとして、年末年始に放送。何度も観たけど、録画したので復習鑑賞。

舞台は島。人里離れた寒村というのが、シリーズの十八番…と思っていると、クライマックスはちゃんと人里離れた寒村。

トリックの真骨頂、タネあかしも、瞬間移動、重い岩の移動、一瞬で村を消すなどなど盛りだくさん。最新作「ラストステージ」ではこれが物足りなかったので、過去作で栄養補給。


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ミステリーの女王!


近年からの堤ファンには小ネタが物足りないかもしれない。hiroは「ラストステージ」の小ネタ博覧会が、少々きつかった。このくらいがいい。「スチュワーデス物語」ネタは大好き。それと悪魔の実も、忘れられない名勝負。

そして今作、トリックらしからぬ感動まで網羅。単純なhiroはジーンときた。愛ですな、愛。

佐和子がああなった結末も、本当の霊能力者ならそれもありか、というラスト。屈折してるけど、正しくはないけど、それも真実。


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朝ドラ前の真希ちゃんは、初々しい。


主演の二人は鉄板。今やピンで主役を張ってる存在感。なのにお互いにキャラクターを削り合うことのない連携。加賀恭一郎シリーズのSPドラマ。仲間がカメオで出ていた。大笑い。役名も「山田さん」だった。
お母さんは、大活躍。立候補していたこと、思い出した。
矢部と秋葉は何をしていた? まるでロケット団。

メインゲストの片平さんは、さすがの存在感。いかがわしさはトリック風。最後はホロリと…言っちゃダメか。

真希ちゃんは可憐。あそこから登場した時は、ハッとしてグッときた。

平岡くんは「スウィングガール」。なまっていたせいもあるか。
何気に目立っていたゆーとぴあの二人。出ずっぱりの大活躍。二人揃った姿は、これが見納め?


小ネタあり。トリックあり。そして愛もあり。劇場版の中では、一番好きです、これ。



hiroでした。