HDD鑑賞

親愛なるジェシー(笑)
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トイ・ストーリー2

監督:ジョン・ラセター
脚本:アンドリュー・スタントン/リタ・シャオ/ダグ・チャンバーリ/クリス・ウェッブ

音楽:ランディ・ニューマン

VC:トム・ハンクス/ティム・アレン/ジョン・キューザック/ケルシー・グラマー/ドン・リックルズ/ジム・ヴァーニー/ウォーレス・ショーン/ジョン・ラッツェンバーガー/アニー・ボッツ/ウェイン・ナイト

日本語VC:唐沢寿明/所ジョージ/日下由美/小林修/名古屋章/永井一郎/三ツ矢雄二/大塚周夫/戸田恵子/樋浦勉

新入りのバズ(VC:ティム・アレン/所ジョージ)もすっかり打ち解けたアンディの部屋のおもちゃたち。ある日、ウッディ(VC:トム・ハンクス/唐沢寿明)が盗まれる事件が起きる。
犯人はおもちゃ屋の経営者アル(VC:ウェイン・ナイト/樋浦勉)。かつての人気子ども番組「ラウンド・アップ」のキャラクターであるジェシー(VC:ジョン・キューザック/日下由美)、ブルズアイ、プロスペクター(VC:ケルシー・グラマー/小林修)にウッディを加えたセットで、日本のおもちゃ博物館に高値で売るのが狙い。
囚われたウッディはジェシーたちから、自分がいかに人気があったか、コレクターズアイテムとしての価値がいかに高いかを、聞かされる。子ども部屋に戻っても、いつかは捨てられる身。ウッディの心は揺れる。

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驚愕の映像で映画界に新風を送り込んだ人気シリーズの第2弾。お察しの通り、2夜連続の地デジ放送を録画。何度も観たのに、また観ちゃった。(笑)
前作は大人も子どもも共感できるすぐれもの。嫉妬、友情…我々の世界に置き換えることも可。素晴らしい脚本。今作は、おもちゃの世界をクローズアップ。人間のエゴに振り回されるおもちゃたち。おもちゃの喜びとは何か、存在意義とは何か。そう、これはキャラクターのための映画。おもちゃのための映画。
 
おもちゃのふたつの価値観を対比。
ひとつはアンディーの部屋。持ち主に愛され、遊ばれる。でもいつかは壊れる。いつかは持ち主も子どもじゃなくなる。その後はどうなる。彼らは愛される喜びを得る。その代償として忘れられる不安を抱く。
もうひとつはアルの部屋。アルはおもちゃを大切にする。傷ひとつつけない。箱からすら出さない。大切に大切に「保管」する。アルはおもちゃと遊ばない。
映画は後者を悪とする。あえて言えば、後者もおもちゃを愛していることに変わりはない。昔遊んでたおもちゃが、オークションで高値をつけたとする。考えませんか?「とっておけばよかった」と。
ただ、今作は正しい。遊んでいた記憶があるおもちゃ。つまりはお気に入りのおもちゃ。とっておけばよかったと思い出されるおもちゃ。やはり幸せなんだと思う。そして、ホントにとってあったとしたら…みなさん売らないような…気がするんだけど…じゃない?
 
トリビアをひとつ。バズの強敵ザークの声、脚本のアンドリューさんがやってます。
もうひとつ。アルのモデルはあのおもちゃ博物館の北原さんなのだそうです。
 
 
関係ないけど。
ウチにバービーがふたりいる。
ひとつは「風と共に去りぬ」のビビアン・リーのカーテンドレスを着たバービー。
もうひとつは「マイ・フェア・レディ」のオードリー・ヘップバーンの白いドレスを着たバービー。
箱から滅多に出さないのに、初めてこれを観た後、すぐに出しました。(笑)
 
 
個人的な案件。
hiroはジェシーが大好き。なぜか。
…東京ディズニーランドでハグされたから。
…2度も。
 
 
hiroでした。