何度も観てるのに、いつも泣いてしまう。
7月20日「金曜ロードショー」で放映した、
サマーウォーズ
テレビで観たのはいつも書かないんだけど、また泣いてしまったので。
信州上田の旧家に集まる親族一同。そこに居合わせた数学オタク。アバター。暴走するAI(人工知能)の脅威。急逝する曾祖母。「家族・一族」の団結。ネットゲームの天才少年。花札。世界の人々が手をつなぐ。軌道をはずれた衛星。そして恋。
文字にするとそれぞれバラバラなピース。これがなぜかつながる。つながるだけではない。もれなく猛烈な感動付き。…いかん…これは主観。決めつけはよくない。とりあえず僕は感動した。
仮想空間OZ 独創的なビジュアル。
「時をかける少女」の細田守監督作品。最新作「おおかみこどもの雨と雪」の公開前日。つまりは宣伝。それでもいい。大好きな作品が観れる。第一これの放映がなかったとしても「おおかみ…」は観に行くつもりだったので関係ないといえば、ない。
大おばあちゃんの存在が小気味いい。
曾祖母を失ったナツキを慰めるケンジ。
このカット、構図、色、大好きです。
OZで起こった緊急事態。
人類滅亡へのカウントダウンが始まる。
なんでだろう。なんで何度も泣かされるんだろう。
泣けたシーンチェック。
●キング・カズマを中心に再挑戦
スーパーコンピューターに軍用アンテナ、漁船1艘。とんでもないものが旧家に集まる。戦う前から「無理だ」と高をくくっていないか? ベストを尽くしたのか? そんなメッセージに受け取れた。
●ナツキのアバターにアカウントを差し出すドイツの少年(であろうアバター)
ネットの世界とはいえ基本はコミュニケーションである。困っている人がいれば手を差し伸べてくれる人がいる。ただし中途半端ではダメ。本気でないといけない。
頼りになるのは人と人との絆
●途方に暮れるケンジの背中を叩く
もうだめだ…途方に暮れるケンジを、それまで敵視してきたナツキの又従兄弟・翔太が励ます。単純に泣けた。
●よろしくお願いします!
もうこれは名セリフである。これを聞けばこの作品を思い出す。この作品と言えばこのセリフ。名セリフを持った作品は強い。
書いてるだけで泣けてくる。実はこの作品のレビュー、勝手に師匠と慕っている方が既に書かれている。あまりに名文、あまりに言いたいことを言いぬいていただいている。だからこの作品のレビューを書くことはないだろうと思っていた。今日、テレビに釘づけになった。書きたくなったので書いた。書いてしまった。
勢いで書いた文。たぶん読み返すと、レビューとも言えないつたない文章に赤面するかもしれない。なので、今のうちに謝罪しておきます、ね。
hiroでした。
海猿に続いて泣いてしまった~。