*はじめにお読みください。

アイアンマンシリーズ等アメリカン・コミックのヒーローを実写映像化してきたマーベル。「アイアンマン」「アイアンマン2」「ハルク」に続いて立て続けに「マイティー・ソー」と「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」の2本を公開。これは本年公開される「アベンジャーズ」へと続く壮大なプロジェクト。前述の作品主人公、ハルク、アイアンマン、マイティー・ソー、キャプテン・アメリカ等々そうそうたるメンバーが一堂に会する作品。それが「アベンジャーズ」である。



「アイアンマン」をDVDで観て、めっちゃ面白かった。「ハルク」は見逃したが「アイアンマン2」は劇場で。期待にそぐわない出来であったのと、この時点で「アベンジャーズ」プロジェクトを知っていたので「マイティー・ソー」も劇場で観た。ところが、これが非常に惜しい出来。後日レビューすることもあるかもしれない。この「キャプテン・アメリカ…」も当然見るつもりでいたが、同じことが起こるのではという不安があり、劇場鑑賞に踏み切れなかった。ただし、「アベンジャーズ」は確実に観に行くつもりなので、こいつを見ておかないわけにはいかない。で、DVDで昨日鑑賞。


キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー



観たい映画を観て、読みたい本を読んで、聴きたい音楽を聴く!-ca1


第二次世界大戦下のアメリカ。小柄で病弱なことを理由に入隊を認められないスティーブ(クリス・エヴァンス)。ところが彼の正義感に目を付けた軍は極秘のスーパー・ソルジャー計画のモデルとして採用することを決める。実験により強靭な肉体を身に付けたスティーブは宿敵レッドスカル(ヒューゴ・ウィーヴィング)の野望を打ち砕くために、最前線であるヨーロッパ戦線へと赴く。



観たい映画を観て、読みたい本を読んで、聴きたい音楽を聴く!-ca2

レッドスカル役は

マトリックスのエージェント・スミス!


序盤、軍に入れないスティーブ、いじめられるスティーブ、やられてもひるまないスティーブを見つける科学者、そして入隊、肉体改造となかなかいいテンポで進む。さあ大活躍の始まりと思いきやスティーブに与えられた仕事はヒーローショー。

これは、おもしろいかもしれない。劇場へ行かなかったのは間違いだったかもしれない。そんな期待が高まる。


慰問に訪れたイタリア戦線で親友が捕虜となったこと聞き、単身救出に向かい、たくさんの捕虜を救出して帰還。一躍名実ともに真のヒーローとなる。

さあ、ここからどうする。一度落として、そこから這い上がり…期待は高まる。

が、ここまでだった。このまま大活躍して…終わってしまうのだ。あれ。


妄想…強大な力を手に入れたスティーブは本来持つ純粋な正義感と愛国心を次第に忘れ、心の闇が広がっていく。そこに現れたのは死んだはずの友。レッドスカルによってスティーブ同様スーパーソルジャーに改造されてしまったのだ。スティーブの敵として。死闘を繰り返すかつての友。やがて二人の間に以前の友情がよみがえり、忘れていた正義感、愛国心を思い出す。

こんなんかと思った。

途中までよかったのに、残念。キャストも豪華だったのに、残念。



観たい映画を観て、読みたい本を読んで、聴きたい音楽を聴く!-ca3

MIBのKことトミー・リー・ジョーンズ。

宇宙人ジョーンズのほうがいまや有名か。


実は、

途中までいい感じ。

主役以外のキャスティングが無駄に豪華。

この2点「マイティ・ソー」と同じなんです。

結果、予感は的中。行かなくてよかった。


とまあ、イントロダクション含め長々と書いてきましたが、全体的には嫌いじゃないです。ただ、「マイティー・ソー」とこの2本、いかにも「つなぎ」なんですよね。ちゃんとやれば面白くなるのに…なんか最後にへばったというか、手抜きされたというか。1800円取っちゃだめですよ。通常1300円で。2本とも見たら2本で2000円とかでもいいんじゃないかな。

とはいえ、クライマックス「アベンジャーズ」の公開も控えています。こっちはまだ期待してます。そしてこれを観るなら、とりあえず関連作品は観ておいたほうがいい…と思う。


hiroでした。