FALL フォール
NETFLIX「生きる」ということ(C)2022 FALL MOVIE PRODUCTIONS, INC.ALL RIGHTS RESERVED.FALL フォールクライミング中の事故で夫ダン(メイソン・グッディング)を失ったベッキー(グレイス・キャロライン・カリー)は酒に溺れる生活を送っていた。ある日、ダンの死後、旅に出ていた親友ハンター(ヴァージニア・ガードナー)が現れる。危険な行為を配信してフォロワーを増やしていたハンターはベッキーを老朽化で解体の決まっていた地上600mのテレビ塔に登ろうと誘う。(C)2022 FALL MOVIE PRODUCTIONS, INC.ALL RIGHTS RESERVED.ワンシチュエーションのサバイバル。半ば自暴自棄の主人公。自分を変えるきっかけを求めて危険に挑む。もちろん迷惑を考えればNG。本作は危険やスリルを楽しむものではないと思う、たぶん。テーマは「生きる」なのかと。とはいえ、未経験の映像体験。スクリーン鑑賞する予定が…上映環境があまりよろしくなく、結局配信視聴。ということで初見。結論としては映像的な衝撃はそれなり。そうじゃないところに本作の価値を見出したり。(C)2022 FALL MOVIE PRODUCTIONS, INC.ALL RIGHTS RESERVED.崩れ落ちそうな梯子。軋むワイヤー。死臭に群がるハゲワシ。遠目に近づく嵐。2人を襲う危機を予感させる数々のフラグ。いくつかスルーしてたようだが(笑)この辺はホラーの作りか。時間は余裕あったみたいなので、もう少し回収できたかも。…というのは演出上の話。前述のように本作のテーマはそこにない(と思う)。アラを探して突っ込んでいるのは時間の無駄(個人の感想)。夜寝て、朝目が覚める。そんな普通の「明日」を普通に迎えられる幸福を実感したい。(C)2022 FALL MOVIE PRODUCTIONS, INC.ALL RIGHTS RESERVED.主演のカリーは「シャザム!」の主要キャラの1人をやってた若手。共演のガードナー同様まだまだ映画出演は多くない。本作の極限状態に追い込まれる演技は、ジャンプアップのきっかけになるか。これからが注目の逸材。ジェフリー・ディーン・モーガンは僕がシーズン7まで観た「ウォーキング・デッド」の視聴をやめたきっかけになった俳優だった。おまえかー! まさか、こんなところで会うとは…。しかも娘思いの良い父親役やってるし!(笑)(C)2022 FALL MOVIE PRODUCTIONS, INC.ALL RIGHTS RESERVED.幻覚…なのかな、トリッキーな演出はある。が、それも含めて「生きる」がテーマなのかと。系列としては大好き作品「127時間」、「わたしに会うまでの1600キロ」に近い。絶体絶命のピンチにも生きることを諦めないのは特に「127時間」寄り。絶望に打ちひしがれ、明日の希望を見いだせない。最悪の選択が頭をよぎったとしても、体には生きようとする本能がある。人は簡単に自ら死ねるようにはできていない。困難に陥った時「生きろ」と頬を叩いてくれる映画に出会えたら、それは宝だよ。DATA監督・脚本・製作:スコット・マン/脚本:ジョナサン・フランク出演:グレイス・キャロライン・カリー/ヴァージニア・ガードナー/メイソン・グッディング/ジェフリー・ディーン・モーガンhiroでした。シャザム!←シリーズレギュラーのカリー『シャザム! 神々の怒り』#9 109_KOHOKUティーン映画+ヒーロー映画(C)2022 Warner Bros. Ent.AllRightsReserved TM&(C)D…ameblo.jpわたしに会うまでの1600キロ←人生やり直せる『わたしに会うまでの1600キロ』71本目(8月28日鑑賞)どこからだってやり直せるわたしに会うまでの1600キロ監督:ジャン=マルク・ヴァレ/脚本・製作総指揮:ニック・ホーンビィ/原作:シェ…ameblo.jpザ・ウォーク←空中のスリルで共通『ザ・ウォーク』3本目(1月26日鑑賞) 9・11に決着を ザ・ウォーク監督・脚本・製作:ロバート・ゼメキス/脚本:クリストファー・ブラウン/原作:フィリップ・プティ/音楽:…ameblo.jp