夜10時メキシコ発だったので、チェックアウトしてから時間が有った。

バックパックを背負って街を徘徊し、長くのんびりできる店を探したが、最終的には宿の下のカフェが一番落ち着くのでそこにした。

店に入りコーヒーを頼む。

男の店員が何やら言っている。見渡したら英語が話せる女性がいないので彼が今日の僕の担当のようだ。

メキシコに来てわかったのだが、英語を話せる人が多い。が全員ではない。

そして喋れない人も多く、外国人の接客は喋れる人が担当することになっているようだ。

スペイン語を勉強しきたのにまったくわからいないことにショックだった。

「サイズを彼は聞いてるよ」と隣にいる男性が英語で僕に言って来た。

「そうなんだ。じゃあ、大きいので」と僕は彼に行ったら彼はスペイン語で店員に何かを言った。

「ありがとう。スペイン語って難しいよね」と私は彼に礼を言った。

「ああ、クソ難しいよね。はは」と彼は言った。

発音や使う単語でアメリカ人なんだろうなと思った。

「ところでさ、お会計はスペイン語でどういうの?」

「la cuenta , por favor」

まずはそれだけは覚えておこうと決めた。

 

外にタバコを吸いに出る時、私はiphoneとパスポートと財布をポケットに入れ、ipadを持って外に出た。

タバコを吸いながら、自分に必要なものってそう多くはないなと思った。

カバンは盗まれたくないが、盗まれても旅は続けられる。というか、逆に身軽になるかもしれない。

一番大事なのはパスポートだ。

そしてクレジットカード、それに紐づくiphoneとipad.

余計なものが多すぎるんだよなと思った。

 

店に戻ると二人組の女性が入ってきた。

たぶん親子だろう、同じ顔をしているのでまず親娘でまちがいないと思った。

ただ、異様に頼んでいた。メキシコの女性はあんなに食べるのだろうかと不思議に思ったが、

しばらくして食べきれないものは持ち帰りしていた。

メキシコでも持ち帰りが普通なのかもしれない、ただ、なんとなく娘は大学生で一人暮らし、あるいは寮に住んでいるのかもしれない。だから母親がわざと多めに注文し、持ち替えられて夜食べれるようにしたのかもしれないなと思った。

 

次に犬を連れた上のクラスと思われる女性がきた。

彼女はパソコンで何かしている。まあ、他にもパソコンで何かしている人は多いのだが、だいたいのパソコンがHPだが、彼女はMacだった。

そして、甘い飲み物ではなく水を飲みながらサラダを食べていた。

なんとなく、メキシコもアメリカの様に階級でしっかり分かれているように見えた。

私の目の前にいるカップルは、ビジネスマンなのだろうが、横に座っているので、不倫、あるいはカップルなのだろうなと思った。

 

メキシコシティからリマへはTrip.comを使ってみた。

そして待ち時間が長いのでラウンジも五千円ほど払って使えるようにしていたが、

結論クソだなと思った。

時間制で1時間くらいしかいられないが、そもそも軽食が少し出てすぐ出ていけって感じだった。

5000円もあれば普通にレストランで食事がのんびりできるのでその方が良いと思った。

観光客相手の商売ってネット社会になってもクソなんだなと再認識した。

 

ぶらぶら歩いていると後ろから女性に声をかけられた。

振り返るとか5分ほど前に見かけた女性だった。

綺麗だったので覚えていたのだ。

彼女はチケットを私に渡してきた。

ああ、コンビニのレシート並みにペラペラのチケットをパスポートにはさんで、いつも通り歩いていたら落としたようだ。

でも、わざわざ探して届けてくれたんだと南米への期待値が上がった。

 

何はともあれ無事にメキシコを出立し無事にリマに到着した。