ふわりふわりと漂って、その場の快楽に吸い寄せられる。そんな煌めきの世界で生きていて、毎日毎日がとても楽しい。
キラキラしたものをただただ眺めて、時には少し触れたりする。得られるのは快楽で、高揚感。なんて素敵な日々でしょう。
しかし、それは長くは続かない。どうしても、どうしても欲が出てきてしまう。熱に浮かされ毎日ぷかぷか浮いているけど、どこかに辿り着きたい
の。
僕の考える美はどこへ行ったんだろう。
失ってしまったのか、忘れているだけなのか。
地面にくくりつけられてるからこそ、遠くの煌めきについて思いをはせる事ができるのでしょうか。何かに縛られているからこそ、近くのキラキラを慈しむ事ができるのでしょうか。糸でくくられている僕が長すぎて、まだまだまだまだわかりません。
せっかく宙に漂っているのだから、自分で行き先を決めなくてはいけないのでしょう。せっかくフラフラしているのだから、今度こそ1番欲しいものを手に入れなくてはいけないのでしょう。
答えは風の中かもしれないけど、ただ漫然と流されていてはいけない。確固たる意志を持って、美しさを追求していくべきなのです。
熱を加えれば、気球は高く高くのぼっていきます。