手術は静脈麻酔をするので、夢の中にいるような朦朧とした意識の中で行われました。
ただ手術の間は本当に悪夢でうなされていて、病室に戻ってきた後も麻酔がしっかりきれるまで、泣いたり、騒いだりしていたそうです

ま、2度目の時はだいぶ落ち着いていれました。
け、ど、も!
私の主治医はおじいちゃんよりのおじさんなんで、見られてももうそこまで気にならないんですけど、2度目の手術にはなぜか若い男性のDr.も手術室にいたんです!
手術は内診と同じ態勢なんですよ。
つまりあの格好なわけですよ。
30代前半であろう、若い男性Dr.に見られる訳ですよ。
私旦那としか経験ないので、抵抗がありまくりですけど!
もー本当恥ずかしいですよね。
「あの!!あの若いDr.だけ手術外してもらえませんか?」って口に出してしまいそうになったその時、
麻酔をチューっと入れられ、
スーッと朦朧状態に入ってしまいました。笑
その若いDr.とは手術後に、病室に来た時にお会いしました。
出来ればもう会いたくなかった…。
なんて話はさておき、
2度の子宮内掻爬手術(?)を受け、
Dr.から話を聞きました。
今回の私は、胞状奇胎の中でも軽い方の部分胞状奇胎という病気だったそうで、子宮内にあった水泡状の組織は念のため2度にわたって、全て取り除いたので再発はほとんどなく大丈夫だろう。とDr.がおしゃっていました。
その後は2週間に一度の血液検査と内診で様子を見ていくことになりました。
手術から1ヶ月後の検診では血液中のHCGも下がり、「至って順調ですね。子宮内も問題ありませんので、このままいけば、半年後にはまた妊娠も可能ですよ^ ^」と言われ本当に嬉しかったです。
もともと割と前向きな方なのと、結果も良く、気がかりだった再発も見られていないと言われたので、気持ちもだいぶ良くなりました。
いつまでも落ち込んで泣いていちゃダメだ!次ちゃんと産める、強い母になるためにも「また頑張ろう!」そう思えるようになりました。
旦那の実家に行っても、皆さん本当に心配して下さって、笑顔でまたゆっくりでいいからね!まだ若いんだから大丈夫だよ!って何度も励ましてくれました
![[みんな:01]](https://emoji.ameba.jp/img/user/si/sitara0620/4349884.gif)
改めてこの人と結婚してよかった。新しい家族を私も大切にしようって思いました。
それから2週間後の検診。
血液検査の結果と内診の結果を聞こうと待っていると、肺のレントゲンも撮ることに。
「なんでだろう?最後の念のためかな?」なーんて深く考えていない私は、Dr.の話を聞いてア然としました。
Dr.の口から出た言葉は「再発」でした。
全部取り除いたはずのなのに?
ほとんどない再発なのに?
再発の仕組みは、子宮内にあった組織は全部取り除いたが子宮の壁にまで組織が入り込んでいてそれが腫瘍となってしまったそうです。
HCGの値もぐんと上がっていました。
2週間前は何もなかったのに、2週間でここまで大きくなるほど早いんです。
そしてDr.の口からまだ信じられない言葉が続きました。
胞状奇胎が再発することを「侵入奇胎」と呼ぶそうで、子宮の壁内にできた腫瘍は転移性のものなので、肺や他の臓器に転移することもあるそうです…そして転移してしまうと、また名前が変わり「絨毛ガン」となるそうです。
この病院でも2.3年に1人くらいしか再発はしないそうです。(*_*)
ここら辺では1.2を争う大きい病院で
そんなのにあたってしまうなんて…。
私はまだガンの段階ではないそうですが、子宮の腫瘍は転移が早いものなので、子宮全摘出か抗がん剤を使って治療を行う必要があるそうです。
子宮全摘出
抗がん剤
私は考えもしなかった展開に言葉も出ませんでした。
まだ私は今後の妊娠を望むので子宮全摘出ではなく、抗がん剤を使った治療を行うことになりました。
しかし抗がん剤治療を行えばちゃんと治る病気だそうです。
でも抗がん剤、やはり副作用があり、
吐気
倦怠感
脱毛
肝機能低下
白血球減少
があるそうです。
なかでも脱毛は1番目に見える副作用だそうで、1クールの治療でも人によってはすごい人もいるみたいです。
Dr.には副作用は大変だけど、ここで頑張って治療して他の臓器に転移しないうちに早く始めましょう。と話をされました。
ぼーっとしてると、Dr.から「とりあえずご家族に電話して頂いてお話してもらった後それからまたお話します。電話が終わったら、また言って下さい。」そう言われ、人けのない所へ行き、旦那くんに電話しました。
「もしもし?」
そう旦那くんの声が聞こえた時、ぶわーっと堪えていた涙が溢れ出てきました。
旦那くんはそのままじっと、私の泣き声を聞いて、少したってから、「結果…良くなかったの?」と小さい声で聞いてきました。
私がグズグズ泣きながら、Dr.から聞いた事を話すと、心底落ち込んでいました。
電話を終えて、Dr.と話、今後の治療について決めました。
侵入奇胎への抗がん剤治療では
最初の5日間入院し抗がん剤を投与し、その後2週間空ける。を1クールとし、血液検査の結果をみながら、HCGが下がるまで行うそうです。
行った日は金曜だったのですが、
その翌週の月曜から入院し、治療を始める事にしました。
職場にも電話し、年度末のこれから行事が盛り沢山の忙しい時期にめどの見えない休みをもらいました。
昼頃、自宅に戻りました。
義母と母に事情をメールし、コタツにもぐると23歳になった大人ですが、大声で泣きました。
そのまま泣き疲れ寝てしまい気づくと夕方。
義母や母からメールや電話が来ていました。
母達は一緒懸命励ましてくれて、一緒に泣いてくれて、本当に支えになりました。
旦那くんが帰って来る頃には、気分もだいぶ落ち着きました。
まあ帰って来て、泣き過ぎてパンパンに腫れた目でいたら、ばれますよね笑
でも、何も言わず抱きしめてくれました。
そして一言。
「かわってやれなくてごめんね。」
そんなことないのに。
「一家の主が何言ってるの?!
いつかは治る病気なんだから、大丈夫だよ!」と旦那くんを励ましつつ、泣きそうな自分にも言う私。
とにかくその晩は、気分がドン底過ぎたので、パーっと!外食にしました。
ここら辺で1番高い焼肉屋さんに行き、値段を気にせず食べたいものを食べたいだけ食べる!ってゆうのをやりました。笑
ドン底と思っても、人間美味しいものを食べると気分って上がるものなんですよね。
2人でお酒ものまずに3万円食べました。2ヶ月分の食費…笑
治ったら、また来ようね!って目標もでき、立ち直れました。
週末は入院に必要なものを揃えたり、一週間後退院してからは副作用のこともあり、しばらく私の実家に帰ることにし、旦那くんは全く料理が出来ない人なので旦那くん職場にも近い旦那くん実家に帰る事になり、事実上しばらくは別居することにしたので、冷蔵庫の整理に追われました(>_<)
つづく。
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