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朝の回診も食事もふつうにこなして過ごした。便の出はあまりスッキリとせず、膨満感で食欲はちっとも湧かないながら、おやつなどで、無理やりカロリーを入れている感じ。
朝にはCVポートを入れるための点滴ラインをK看護師に入れて貰い、右手が不自由になりながらも、一日を過ごす。
16:30頃には姉が来てくれて、マッサージをしてもらっていたら、主治医とS研修医が来て、いまからCVポートを埋設する処置をするとの事。
一時間程で終わるはずの処置、という事だが、やはり不安は的中。
首から心臓近くまで入れたカテーテルはすんなりといったものの、おじいちゃんおばあちゃんだと簡単に通る鎖骨から首へのチューブがぜんぜん入っていかない。主治医
が力まかせにグイグイやるが、痛いしぜんぜん入っていかないし、辛い。
下手に若いので皮膚と体組織がしっかりとくっついていて、皮下に通すチューブがなかなか通らない、らしい。説明が頭によく入ってこなかった。
全部で一時間以内で終わるはずの処置が二時間以上かかった。
局所麻酔と鎮静剤を併用したのだが、鎮静剤は全く効かず意識がハッキリしていたため、かなり疲労してしまった。
途中からまではS研修医が担当していた様だった。
キズを縫うのは、彼が担当してくれた様だが、カテーテルを傷つけない様に細かく指示されていたのが、印象的だった。
圧迫止血で抑えられたガーゼが痛くて、なかなか寝られないのではないかと心配したが、ロキソニンと睡眠剤のお陰で最近ではかなり良い感じで眠る事ができた。
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