以前はBCD110で53/38と云うシロウト御断りなサイズしかなかった、より扁平率の高いQ-RingsのQXL。
現在では、アウターは50T、インナー36Tが最小となり、敷居が若干低くなったようです。

斜めからの画像を見ると、あまり楕円具合がわかりません。
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ですが、正面から見ると…
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かなりのモノです。

52/36の組み合わせは、デザインとチェーン落ち(クランクアームとチェーンリング間への挟まり)防止ピンがポジションによって付け替え可能な形に変更になっています。

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気になる変装性能ですが、褒めているレビューは見当たらず、概ね「丁寧にやれば大丈夫」といった奥歯に物が挟まったような、メーカーへの配慮が滲んだコメントが並んでます。

OCPと云うアウターとインナーリングの位相ずれる事を前提とした、変速にはマイナスとなる機構を取り入れている以上、最適化されたデザインになっていない、と考えられます。
更に、こんなに落差が激しいと、最大部分でしか上手く変速できず、さらにインナーに落とす際のチェーン落ちが心配です。

恐らく私は不満タラタラになるでしょう。
ええ、分かってますとも。

…今月中に届くかな…。