ちまたでは、Google Glassが話題ですが、既に2010からHUDを市場に出しているRecon。
Recon Mod Live (HUD)
Oakley Airwave
プロセッサARM Cortex-A8 600MHz、メモリ256MB 、ストレージ512MB。通信BLE。
GPS、3軸ジャイロ、3軸加速度計、3軸電子コンパス、温度計、気圧計を内蔵。
もともとはスイミングの際に使うヘッドアップディスプレイを作りたくてスタートしたビジネスだったのですが、小型化が難しいため、スペースに余裕があって、彼らにとって馴染みのあるスノースポーツゴーグルでスタートしたという経緯だったそうです。
スマートフォンの圧倒的な発展により、各種センサー・部品が小型化・省電力化されたため、それらを利用する機器が小型化・長時間駆動化されるという好循環。
さらに小さくなり、私としては念願?のサイクリングコンピュータに必須の通信規格ANT+にも対応したサングラス型HUDを発表。
Recon Jet
DualCore CPU、GPS、WiFi、Bluetooth、ANT+、(3軸)ジャイロ、(3軸)加速度計、(3軸)電子コンパス、温度計、気圧計、HDディスプレイ、IR Gaze Detection(赤外線視線検知機能?!)、HDカメラ、タッチパッド、マイク・スピーカー
*勝手な予想スペック プロセッサARM Cortex-A7 Dual(800MHz)、メモリ512MB、ストレージ1GB
Cortex-A7なら安価で消費電力が少なくA8に比べても同等以上の処理能力。
すでにbigLITTLE方式のコアの中には内蔵されて市場投入されてます。(Cortex-A15 Quad, A7 Quad)
Google Glassよりは早く、安価で発売されるはずですが、重量と駆動時間が気になります。
Ski Goggleで四時間ほどしか駆動できないのに、バッテリーが小さくなるであろうサングラスでは、さらに少なくなってしまいそうです。プロセッサは省電力でも、ディスプレイのHD化で相殺かと。特にカメラで動画撮ったらあっという間でしょうね。
視線検知で見たときだけディスプレイをONにする機能(!!)なんて、ホントに安定して作動できるんでしょうか。
あとは、サイクリングに使うなら、パワーメーター対応が気になるところ。
出来れば業界標準規格のファイル方式を採用してほしいです。
Garminによる企業買収なんて事もあるかもね。(何のソースも無しです)
GPS内蔵機器のトップメーカーとしては、スマートフォンのGPS機能と地図を使ったアプリによって厳しい状況に経たされているので、それを打破するにはスマートフォンでは出来ない事をするしかありません。
Vectorの失敗?があるから、慎重だとおもいますが。