6/1が情報解禁日だったようです。

一斉に11速DuraAce 9000の情報が出てきました。
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注目点は10速から11速にかわった事なのでしょうが、
私的にはそれよりも気になるのがクランク・チェーンリングと電動9070の仕様。

チェーンリングが五本アームから四本アームへ。
一見違和感を感じるのですが、たしかに理にかなっている。

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クランクに力がかかっている部分で確実にチェーンリングへ応力がかかるようにアームが配置されています。上図の赤くなっている部分が応力がかかっている部分。

とはいえ、チェーンリングを支えるアーム部分の位置が場所により大きく離れてしまうので、チェーンリングが歪まないようにそれ自身の強度が高くないと成立しない。
シマノの中空チェーンリングだからこそ、リング自体の強度があってこそのデザインです。
アームが減った分、重量も減ってます。

さらに注目点として、左右のクランク同士をつなぐスピンドルが24mm径のまま変更されなかった点。
シマノとしては、アルミ・鉄がスピンドルに最適な材料で 24mmはその材料にあった径、
との見解。

これでBB30, PF30などのスピンドル径30mmが主流となることはなくなったのでは?
このままシマノがパワーメーターを出してくれれば最高なのですが。

これ以外にも、ブレーキの効きの向上・対応リム幅増、シフトが軽くなる、ブレーキ変速レバー部(STI)のボリュームが減って握りやすくなる、レバーの動きが少なくて変速できる、などなど性能向上を進めています。


電動9070はワイヤーが細いアルテグラDi2に、5ポッドボックスを使ってANT+無線通信対応。
7970に比べ、変速系だけで118gの軽量化。

ただ、問題が…。
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スプロケット幅が1.85mmが増えてます。
ホイールは対応できないものも多いのではないかと。