スペイン料理といったら何を想像しますか?
パエリア? アヒージョ?
てか、それ以外知らない。笑
スペイン料理好きの方、ぜひおススメおしえてください。
僕の中では
スペイン料理=パエリア
という図式が成り立つほど、圧倒的にパエリアです。
スペインに来たらやっぱり一度は食べときたい!
という事で
ホテルのお姉さんに聞くと
「バルサネータに
ツーリストポイントと
ジモピーが集まる店があるで」
とのこと。
そりゃジモピー店の方に行くでしょ!
しかし、パエリアはそもそも
一人で食べる物ではないらしい。
僕「バルセロナでパエリア一人分食べれる店ってある?」
姉「無いで!(即答) 最低2人分からやで」
やはりか。
しかし一人旅でも、スペインでパエリア食べる
という夢を僕は諦めたくないんだ。
とりあえず、お姉さんに教えてもらった町
バルサネータまで電車で来てみた
そこは港町で奥に宇宙ステーション風の
近代的な建物やビーチもある
フュージョンな町並みでした。
ローカルエリアに入ると
表にメニューが出てる店はない。
これだとパエリア1人前があるのか?
そもそもパエリアがあるかも分からない。
これはハードル高い・・
席ついた後にパエリア無いよ
と言われたら、辛いので
「パエリア1人分オッケー?」と聞いていこう。
僕「パエリア1人分ok?」
A店員「ノー!」
チーン。
一発退場
気を取り直して、次の店へ
B店員「ノー!2人からばい」
1人焼肉以上にレアなケースなのか
「おひとり様パエリア」を聞いても
みなさん秒で断ってきます。
この感じだと、1人分をやってる店は無いのかな。
次だめならパエリアは諦めるか。
僕「パエリア…1人分ok?」
C店員「あっちの店に行けちゃ」
うん??
えっ、、今のは
お前に用は無いから、あっち行けという意味なのか。
or
隣の店は1人パエリアやってるという事なのか?
半信半疑で微かな希望を胸に隣の店へ。
「パエリア1人分おk?」
D店員(遠憲似) 「こっちに来いちゃ!」
遠憲似のセニョールはそう言うと
どんどん店の奥へ入って行った。
これはあるという事?
遠憲に付いて行くと、そのまま店の厨房に連れていかれる。
え?
ここ入っちゃダメな所だよね??
なぜかフライパンで炒めたり
包丁で切っているシェフたちの横を通っていきます。
あのー。バイトの面接に来たと勘違いされてます??笑
厨房にいる状況に戸惑いつつ
歩みが遅くなっていると
「ノロノロすんな、早くついて来い!」と遠憲。
そのまま、このカオスな状態で
厨房を歩いていくと、
裏口からテントのあるテラスへ。
テラスかい!
しかも、奥にはビーチが広がってる。
てか、ここ確実に外から来れたよね?
なぜ部外者の私を厨房に入れた、遠憲よ!笑
お客さんはみんな厨房通って来てるのかな
この店の衛生面心配。
しかし面接では無く
客と認識している様なので
パエリア1人分を頼んでみる。
しばらくすると、早速セニョールが料理を運んできてくれました。
ほう~~、
本場のパエリアは
ご飯じゃなくパンなのね・・
てこれ本当にパン!笑
オードブルが付いていたらしい。
トマトペーストのトーストを
美味しくいただきました。
食べ終わった頃に
またセニョールが運んでくる。
次こそ本命登場
サラミ?
うん・・
こうやって焦らされた方が・・
楽しみが増えますね^^;
そしてまたセニョールが運んできました。
3度目の正直!
じゃじゃーん
ついに真打登場!
スペインでパエリア。
ちゃんと一人前!
スペイン語でほぼ何言ってるか分からなかったけど
表情と身振り手振りで
この難関をクリアーした自分を
褒めてあげたいです。
口の中に入れると
日本のよりかなり
ベちゃべちゃ オイリーですが
味は美味しかったです。
スパニッシュを堪能し
会計を済ませると
厨房を通らず普通に外に出れました。笑
普通は見れない
厨房見学まで出来て貴重な経験でした!
ビーチに来てみた。広がる空が気持ちいい。
— 佐藤ひろのすけ🎼hironosuke sato (@hironostation) April 3, 2016
日本の様に車で行ってとかじゃなく、メトロ降りたら町中に突如砂浜が出現してびっくり pic.twitter.com/oos2gN7DLs