本屋さんで
「手段からの解放」
という本に目が留まりました
表題よりもその帯に書いてある文字が興味を引きました
「楽しむ」とはどういうことか
カントの哲学をヒントにして
現代の病理に迫る
と
最近ほんとに楽しんでいないような気がして…
この本の結論は多分
ほんとうに楽しむ為には
手段として楽しんではいけないということ
例えば
味わいを楽しむ為に飲むワインは
快感をもたらしますが
酔うため(の手段として)飲む人は
ワインの味わいを感ずることもなく
アルコール中毒になります
現代社会は
豊かな暮らしのために
あるいは
たくさんのいいねを獲得するための
手段として
楽しむという依存症が蔓延していると言います
確かに…💦
よく細君から言われてました
「バイクに乗りたいから乗るの?
ブログに書きたいから乗るの?」
インスタにおいしそうな料理を投稿する人は
料理を楽しむというよりは
そこに行ったという証に
食事をしていないでしょうか?
とこの本は問うのです
現代社会は
そんな病理が蔓延していて
人が本来もっている楽しむということを
忘れているのではないかと
せめて
電車に乗っている時とかに
スマホばかり見るのやめようかなとか
思うのです
雨予報ですが
よい週末を
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