新日本海フェリーあざれあは

午前3時半に

船内アナウンスが流れます

 

「ピンポンパンポン🎵 まもなく当船あざれあは

定刻通り4時30分に小樽港に到着します

云々…」

 

うーん起きないわけにはいきません

散らかっている荷物をそれぞれ

バックに詰めて

下船の準備をします

 

降りる時は

家族全員車内で

待ちます

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

やがて

フェリーの橋げたを降りると

そこは小樽です

 

小樽は観光したい街ですが

時刻は午前5時前ですから街は眠っているので…

 

朝日で輝く石狩湾を

サングラスをかけてハンドル切ります

 

今日は稚内のホテル泊なので

ひたすらに

オロロンラインを北上するのです

 

石狩のセコマの

ホットシェフのざんぎやサンドイッチを

朝ごはんとして食べると

北海道来たなって

思います

 

 

雄冬峠を越えると

増毛で休憩です

 

 

増毛は

映画「駅 STASION」(東宝1981年)の

舞台となった町で

健さんと倍賞千恵子さんの演技が

泣かせます

 

 

ただ時刻はまだ10時前で

観光施設は準備中なので

風待ち食堂や廃線の増毛駅跡などを散歩してから

出発します

 

次はオロロンライン途中の

道の駅 おびら鰊番屋で休憩

 

 

この辺りの海は明治の頃

鰊漁が盛んで

鰊は食品としてだけでなく当時花形産業だった

綿花の肥料や鰊油としても重宝され

番屋には出稼ぎの漁師たちが住み込み

番屋御殿と言われるほどの富を

もたらしました

 

ただ

乱獲により

春には鰊の産卵で海が

まっ白くなるほどだったのが

さっぱり獲れなくなり

番屋も鰊漁も衰退したといいます

 

ここは海岸が近く

波打ち際で遊びます

 

 

砂浜に絵を書いたりして

 

海と打ち寄せる波は

大人を子供に戻してしまう不思議な力をもって

いるようです

 

 

道の駅を出発して

北上するうちに

雨が降り出しました

 

昼ごはんはどこにしようかと

娘がネットで探して

遠別のメルヘンというお店に立ち寄りました

 

 

このお店は

まことに北海道らしい

大盛りのお店で

 

エビフライ定食も

 

 

カツカレーも

美味しく

 

 

時計の針を40年くらい巻き戻したような

ほっとする空間のレストランでした

 

この後は

雨脚が激しいので

内陸を走り

 

稚内の樺太記念館に立ち寄り

お土産買ったり

ソフトクリームを食べたりして

 

 

稚内のホテルに到着する頃には青空が見えました

 

 

お宿は

素泊まりなので

夕飯は

近くの南稚内駅近くの居酒屋さんへ行きます

 

 

程よく酔った家族は

 

眠りにつくのでした