裁量問題が廃止になって早3年

今の北海道の公立校入試ってどうなってんの?ってところに突っ込んでいこうと思います。

 

今回は各大問の配点や内容について書いていきます。

※各教科50分、100点満点です

 

【各大問情報】

※難度は個人的な感想です

●大問1:リスニング

 ・配点 R4年35点 / R5年35点 / R6年35点

 ・時間 R4年11分11秒 / R5年11分22秒 / R6年11分36秒

 ・難度 ★★★★☆

 

●大問2:小問集合

 ・配点 R4年16点 / R5年16点 / R6年16点

 ・難度 ★☆☆☆☆ 

 

●大問3:ABCの3つに分かれた長文

 長文A

 ・配点 R4年10点 / R5年10点 / R6年10点

 ・難度 ★★☆☆☆

 

 長文B

 ・配点 R4年10点 / R5年10点 / R6年10点

 ・難度 ★★★☆☆

 

 長文C

 ・配点 R4年17点 / R5年17点 / R6年17点

 ・難度 ★★★★☆

 

●大問4:英作文

 ・配点 R4年12点 / R5年12点 / R6年12点

 ・難度 ★★★☆☆

 

 まず、リスニング。意外と35点の高配点なのご存じない方多いのではないでしょうか。

R3年は15点でしたからね。新制度になってから急に20点も配点が上がっています。

そしてスピードが速くて聞き取りが難しい。前半の優しい問題は1回しか読まれないという鬼設定。

これは早い段階でリスニングの耳を作る必要があると感じます。最低2カ月毎日は...

20年前に配点5~7点だったーのノリで軽く見ると絶望します。

あと何気に年々リスニングの時間が増えています。

12分はリスニングに取られると思ってよいですね。

 

ということは50-12=38分で残りの問題を解かなければなりません!!

 

 次に小問集合。SS60以上を受験する方は落としてはいけない問題です。所謂、”差がついてはいけない”問題ですね。

穴埋め問題や短い会話文の問題。5分程度で終わらせたいところ。

 

 続いて長文。

長文Aは資料を用いた問題。長文が少ないため比較的解きやすいです。5分程度で終わらせたいところ。
 

長文Bはそこそこの長さの長文。ここら辺で長文対策をしているしていないの差がつく所かと思います。

最初の1、2問くらいなら全部読めなくても...と思っているそこのあなた!

しょっぱなの(1)から「本文の内容に合う問題を選びなさい」という、本文全部読めてないと解けない問題が出ます。

各段落ごとに選択肢の内容があるとか小手先は使えません。

読めなければ解けません!!(喝!!)

5分程度で本文を読み、2~3分で問題を解きたいところ。

 

長文Cは長い長文。普段から読み慣れていないと無理です。

現実的な話、長文対策していないなら最初から諦めて他の大問にしっかり時間を使い、正答率を上げる方がずっと良いです。

8分で本文を読み、5分で問題を解きたいところ。

 

 最後に英作。3問あり、最初の1問は比較的易しく点数を取りに行きたいところ。

その他はどういうことを書いたらよいかという”国語力”も必須かと思います。
R6年は「スマホでどんなことができるか、2つ書け」といった問題でした。

パッとどんな文章を書くべきか、意外と出てこなかったりします。

点が取りやすい1~2問を先に解き、残り時間で長い作文を書きたいところ。

 

実際に私が過去問解いた感想としては「時間がない!!」です(笑)

正直難易度はリスニング除いてどれもそこまでと感じます。長文3つもそこまで難しくありません。

が、時間がないから解けないって子はたくさんいたのではと感じます。

 

なので、私が思うに早めの対策が必要なのは「リスニング」と「長文」ですね。

対策しないなら諦めた方が良いレベルです。

そして、どこで点を取りに行くか決めることも必要かと思います。

具体的にどんなことやっているのかはまたの機会に。

 

それにしても長文やリスニングは、学校や塾でも扱っているところが多くないため、対策が難しいですよね。

(うちではやってますよ!良かったら是非!笑)

夏休みのうちに対策を始めるのが理想ですが、それ以降でも挽回できますからね!

 

今日はこの辺で~

 

最近料理を奥さんに任せてばかりになっており、久しぶりに作った豚の生姜焼きです。