久しぶりのブログ更新

北海道は夏休みもほぼ終盤となりました。

私の生徒さん達にはちょっと早いかもしれませんが、7月末までには入試の過去問(できれば3年分)を一通り解かせています。

まだ習っていないところは飛ばしたりさせて、出来る範囲だけです。

 

「いやいや、まだ早いでしょ。9月頃で十分!」

と言われればそうかもしませんが、やっぱり早い方がいいです。(何なら中2の春休みにも解かせています)

7月頃から解かせるのも理由がありますが、それについてはまたの機会に~

 

そして「入試=難しい問題を解けなければいけない!」

といった単純な話でもないのです。

 

難しさもそうですが、教科書レベルの内容の理解の徹底、スピード、正確性なんかも問われます。

それを早めに理解して欲しくて、入試の過去問に触れさせています。

 

そして、思っているより平均点って低いんですよ。

 

ざっくりですが令和6年の5教科合計(MAX500点)の平均点は、

 

SS68:札幌南406点

SS63:札幌東365点

SS60:札幌国際情報(普通)346点

SS59:札幌月寒330点

SS54:札幌手稲297点

SS48:石狩南245点

SS45:札幌稲雲220点

※SSは道コンデータです。

※北海道高校ガイドブック2025年度参照

 

ランクとかその年の難易度により上下しますが、

南校でも8割、手稲とかだと6割、稲雲は4割ちょいで合格掴めるんです!

(ちなみに私は手稲高校に合格し、当日点は9割超えました。入試直前まで死ぬほど勉強したのもありますが、20年前の入試は今よりずっと簡単だったからそれだけ取ることができたんです。今の入試なら絶対にそんな点数無理です!!たぶん!!笑)

今の入試難しいんです。定期テストで80点以上取る子でも5割しか取れなかったとかもあるあるなんです。

なので、定期テストでこれだけ取れてるから安心!とは1mmも言えないんです。


この難しさも教科によって、教科書の内容を逸脱するレベルで難しかったり、時間があれば解けそうだけど時間が足りなかったりと傾向があります。

加えて、毎年大問の構成や配点などの形式はそんなに裏切っていません。

傾向と対策をしっかりすれば点が取れる仕組みになっているんです!

 

逆に傾向も対策も取らず、教科ごとにどのようにして目標の点数を取りに行くのかを考えていないと、結果に結びつかないかなと思います。

(極端な話、リスニングを放棄して0点になるとSS60以上の高校では英語が足を引っ張りることになります。なぜならリスニングの配点が35点だから...)

当たり前ですが、落としちゃいけない所を落とさないようにするが大事です。

 

特に英語・国語は早めの準備が必要かと考えております。

具体的な話はまた今度~

 

先日の夏期講習中3英語の板書の一部です。