少しのあいだ実家に帰っていて
気づいたら前回のブログからひと月半も経っていました
桜や皐月の花の時期も
とうに過ぎて
新緑が眩しい季節となりました
日中の気温が上がって少し汗ばむくらいのこの時期が1番過ごしやすくて好きです
🍃🍃🍃
実家の高齢の両親とは
コロナの流行りもあって中々思うように会えませんでしたが
ときどき電話で話す母の声はいつも張りのある元気な声でその声を聞くたびにホッとする自分がいました
そんな母に
少し前に悪性腫瘍が見つかりました
たまたま実家に帰るタイミングで姉も私も両親と一緒に担当医からその病名の告知を受けました
80代半ばの母は
周りの友人を何人も見送っているので
その診断を受けてもそれほど動揺はしてなくて
現状を受け止める覚悟が既に出来ているかのようでした
母のあまりに冷静な姿から
私はどこか病いが現実的ではないように感じていましたが
病院から実家に戻り
今後のことを話し合った時
『お父さん独りになったらどうしたら良いのか分からないよ、寂しいよ』と思わず出た父の一言
日頃から『100歳まで生きる❗️』と豪語している父でしたが
頭の中では自分が先に死ぬのではと思っていたのでしょう
ザ昭和一桁生まれで
思う通りにならないとちゃぶ台ひっくり返す系の頑固親父で弱音など吐いた事もない父
そんな父が心の動揺を隠しきれずにポロリと吐いた一言を聞いて初めて私は
母の病気が現実である事を実感し
両親と別れた帰りの電車の中で涙が止まらなくなりました
この世で一緒に過ごす時間には限りがあります
あとどのくらいの時間があるのか分からないけど
時間が許す限り
少しでも楽しいと思える時間を
幸せと思える時間を
過ごしたい
母と同じ歳のお姑さんも
ほぼ同じ頃に認知症の症状が出始め
これからは
主人も私も出来る限り
親との時間を大切にしていこうと話しました
親世代の方々はほとんどの方が
子どもの頃に戦争という想像を絶する
過酷な時代を過ごし
一生懸命に生きぬいてきた
強さがあります
お姑さんからも私の両親からも
しっかりと地に足を着けて生きるということを
学びました
私が若い頃は親と
全く価値観が合わず(特に父)
悲しい思いをたくさんしましたが
私自身も大人になりようやく理解できるようになりました
親子でも
心を通い合わせることが難しかった時もありましたが
この世で親子として出逢えたのもご縁です
人生の最終章、老いていく姿、弱っていく姿を子に見せることで又学びを与えてくれているのだと感じます
大好きだよとか愛してるよとか
身体を抱きしめ合うことなんて
親子でも、親子だから、いい歳して
恥ずかしくて出来ない世代だけど
私にとって新たなステージが始まるのだと覚悟しつつ精一杯の思いを込めて親と向き合っていこうと思います
お花のワーク、作品制作
そしてブログを暫くお休みします🙇♀️
ここ数年間
まさよさんの繋がりから
たくさんの方々とのご縁がありました
出逢いがありました
ワークに参加してくださった皆様
大切なお友達
大切な仲間たち
私の人生の宝物です
心から感謝しております
最後に大好きな歌を貼り付けさせていただきます
人生は航海と同じ
梶をとるのは自分です
新たな航海、冒険を楽しみましょう
きっとそこには又たくさんの素敵な出逢いがあるでしょう
出逢えた人も場所も体験も全て人生の宝物です
今度はどんな冒険が待っているのかな
いつか又出逢えた人たちと
楽しい冒険話しをたくさんシェア出来たら嬉しいな
大切な皆様が
これからもずっと
幸せでありますように
ご訪問いただき
ありがとうございました