先日
母がそろそろ夏物を
施設に届けて欲しいと言うので
母の部屋にある
全ての服を取り出し
勝手に仕分け
絶対着ない事は分かってる服も
未だ大量
これは首周りが窮屈だの
これは色がイマイチ派手だのと
クレームをつけてた服を
まとめ上げ
ようやく
パンパンに詰め込まれた
衣装ケースもスッキリ
初めてその全貌も
明らかになる✨✨
季節の変わり目の
母の口癖
「着る物がない」に
幾度怒ったことか
こんなにたくさんあるのに
なぜいつもこうなのか
今ようやくわかった気がする
母は昔から
娘の私が言うのも何だが
センスは良い方だと思われる
どこかへ出かける時は
それなりにお洒落をし
その場に相応しい格好を装う
それほど贅沢ではないけれど
毎年季節を重ねる度に
あれやこれやと
お出かけファッションは
増えていた
ところが
普段着となると
いつも2〜3枚をヘビロテ
服の上には
決まって割烹着が欠かせない
であるから
お洒落着と普段着の
中程が全くなく
晩年
遠出することや
外食することもなくなり
お出かけと言えば
デイサービスしかなくなると
当然丁度いい加減の服がなく
「着る物がない」
という事になるわけだ
その上
組み合わせによっては
デイサービスにも着て行けそうなのに
あまりにたくさんあり過ぎて
そこまで頭が回らず
常に『洋服地獄』にはまる母
母不在の今
「着れるのにもったいない」と
言うものは誰もおらず
施設に居ても
お洒落心は未だ健在の母は
「秋になったら
薄手のカーディガンが欲しい」
と訴える
その前に
この大量の不要な服
何とかせねばだ!
5月に逃した隔月の衣類回収日、今月こそはと意気込む
私の断捨離
まだまだ続きます