こんばんわ。税理士の細川ひろみです。

会社の数字を判断するにはたくさんの指標があります。

1 会社の数字を把握する指標
2 どのように使うべきか
3 まとめ

1 会社の数字を数字を把握する指標

 指標にはいろいろなものがあります。流動比率や固定比率、ROE、ROAなどなど。細かいものまで入れると26もの指標があるそうです。それを全部覚えているなんて絶対に無理なので、私は数字を箱の大きさでイメージして把握するようにしています。ある程度重要と思われる指標を6つほど。流動比率は流動負債のうちの流動資産の割合。左上の箱と右上の箱の大きさを比べるということ。右より左の方が大きくなくてはいけないし、左の箱が右の箱の2倍以上なら安全だと言われています。同じように固定比率やそのほかの比率を箱の大きさでイメージしてみると式を暗記する必要もなく、イメージもしやすくなります。

2 どのように使うべきか

このような指標ですが、実際にどのように使うべきか。株の売買をしている人であれば購入したいまたは、購入した株の安全性や将来性を判断するときに大いに活躍しますし、株をやっていない人でも経営者であれば、自分の会社の数字を理解するときの助けにもなります。

3 まとめ

たくさんの指標を全部覚えていようとするのではなくて、箱をイメージして大きさを比べるという方法で数字を理解していくのであれば、数字があまり得意でなかったり、好きではない人でも取り組みやすいのではないかと思います。数字のあまり細かいところは気にせずに、100万円単位や1万円単位など、自分が把握しやすい単位でイメージしてみることをおすすめします。