こんばんわ。税理士の細川ひろみです。

 

今日は、PDCAの前にやるべきことについて。

 

PDCAとは、PLAN、DO、CHECK、ACTの略で、会社の経営にもとても大切な手法です。

 

会社を黒字にさせたければ、PDCAサイクルを回しなさいとか、

 

PDCAサイクルをしていないから、会社がうまくまわらないんだとか言われますが、

 

2000社の赤字会社を黒字にした社長のノートの著者である長谷川和廣さんは

 

根本的な問題・課題を見抜かず、計画を作って行動してもPDCAがうまく回るはずはない

 

とおっしゃっています。

 

経営の課題がどこにあるのかわからないまま計画を立てるということは、

 

真っ暗なトンネルを出口がどこにあるかわからないままに進むようなもの。

 

それでは、何年後に出口にたどりつけるかもわかりませんし、その間に心も体も疲れて

 

しまう可能性の方が高くなります。

 

会社にとって今一番考えなくてはいけないことは何なのか、社内を見て回って、話を聞きながら、

 

情報を集め、分析をしたうえで本当の経営課題をみつける。

 

この過程は、経営者にとって本当につらく、逃げ出したくなるようなこともありますが、

 

ここさえクリアできれば、あとは計画を立てて実行するのみです。

 

 

 

もし、経営に行き詰っているのなら、自分の会社を他人目線でみて課題を発見してみてください。

 

きっと何かが見えてくると思います。