こんばんわ。税理士の細川ひろみです。

 

今回は保険料控除申告書と配偶者控除申告書で29年と変わった点について。

 

29年までは保険料控除申告書に配偶者控除・配偶者特別控除申告書が一緒になって

いましたが、30年からは別々の用紙になりました。

 

だから年末調整の書類が一枚増えてしまったというマイナスのイメージはありますが、

今まで小さくしか書けなかった地震保険料の部分が少し大きくなり、書きやすくなりました。

 

書く内容は、今までと同じ。保険会社さんからきた保険料控除証明書の通りに、

所定の場所に書けば終了。

 

書き方がわからない場合は国税庁のホームページに書き方が詳しくのっていますので、

参考にしてみてください。

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_05.htm

 

配偶者控除申告書については、大きく変わりました。

今まで、紙の1/4しか使われていなかった配偶者のことについて記入する欄が、

一枚まるまる自分の所得と配偶者のことを書く紙になりました。

 

自分の所得を記載して、ABCのいずれかのアルファベットを右側に記載。

 

配偶者の名前と生年月日、マイナンバーは必ず書きましょう。所得については、収入金額から

65万円を控除した金額になりますので、その金額を記載し、判定で何番になるのかチェックを

いれて、その番号を記載。

 

真ん中よりちょっと下には、

自分の所得と配偶者の所得を実際に計算してみる欄です。

上二つの計算過程をここで書くイメージです。

 

最後に一番下の欄で、アルファベットと数字の交わるところを探し、今年受けられる配偶者控除

の金額が決まります。

 

私の印象では、配偶者控除・配偶者特別控除について書く欄については、29年までのものよりも

かなりわかりやすくなったと思います。

 

こちらも、国税庁のホームページに書き方や、気を付けるべき点が乗っているので

参考にしてみてください。

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_71_kisairei_haigusha.htm