こんばんわ。税理士の細川ひろみです。
今日は、貸借対照表について。
貸借対照表ってなんだかたくさん書いてあって意味わからないですよね。
でもまず左右に分解、さらに上下に分解してみると、少しすっきりします。
左側は資金の運用です。
現金でそのまま持っているのか、有価証券にするのか、建物や車を買うなどなど。
さらに左側を上下に分けてみると、上は動きの激しい資産。例えば現金や預金、棚卸資産などです。
そして、下にくるのは、なかなか動かせない資産。建物や機械や土地などです。
このように固定資産は現金にはなかなかならないので、固定資産を買うなら
自己資本(返さなくていいお金)の範囲内で買うのが理想です。(理想と現実は違いますが・・・)
右側は資金がどこからやってきたのかを表しています。
他人から借りたものなのか、社長から借りたお金なのか、株主からの出資などなど。
さらに上下に分けると、上がj一年以内に返さなければいけないお金、下は一年超かかって返していく
お金ということになります。
左右のバランス、上下左右のバランスによって、安全な会社かまたは倒れやすい会社かというのが
判断できます。
細かいことは気にしないで、資産・負債・流動・固定だけの視点から貸借対照表を見てみると、
いつもの貸借対照表が違って見えるかもしれません。ぜひやってみてください。