こんばんわ。細川ひろみです。
今日は、小規模企業共済について。
小規模企業共済とは、小規模の企業経営者、役員、個人事業者のための、積み立てによる
退職金制度です。
月々1,000円から積み立てができ、最高で70,000円まで500円単位で自由に掛け金を決めることが
できます。加入後も金額の変更ができ、確定申告では払った金額が全額控除できるという特典も
ついてきます。1年分や半年分を前納することもでき、前納した場合には一定割合で減額を受ける
ことができます。
注意しなければいけないのが、満期や満額というものがなく、積み立てたお金は退職・廃業
の時にのみ受け取ることができるという点。
途中（20年未満）で任意解約する場合には、積立額全額はもどってきません。
課税される所得金額が400万円の場合、月々の掛け金が10,000円ならば36,500円の節税、
月々70,000円の掛け金なら241,300円の節税になります。
（所得によって節税額も異なってきます）
ただ、加入の時の要件などもありますし、共済金や解約金は受け取りの方法や受け取るときの
年齢によって、税法上の取り扱いが違ってきます。
詳しくは小規模企業共済に問い合わせるか、税理士の方に相談してください。