こんばんわ。細川ひろみです。
15日、安倍首相が来年10月に消費税を10%に引き上げると発表しました。
何度も延期されてきたので、また延期されるかもしれないというかすかな期待と
ほんとに引上げになったら、私の立場として処理が大変になるという不安がありましたが。
今回の表明で次の延期はないという印象です。
ニュースでは、消費税が10%に引き上げられたら生活が苦しくなるとか、
逆に今のうちに大きな買い物を済ませてしまったとかいう方がインタビューされていましたが、
本当に大変なのは、中小企業の経営者の方です。
特に飲食店の場合には、お店で食べるか持ち帰りかで税率が違うので、
最初は多くの混乱が生じることが予想されます。
その前に、複数の税率に対応するレジに移行しなければならないなど、中小企業にとっては
大きな負担です。
これらの負担に配慮してか、臨時・特別の措置を講じるとおっしゃっていましたが、
どこまで配慮していただけるのか、また、中小企業の経営者の方が、準備にどのくらい
耐えられるのか。
やると決めたからには進めていかなければいけませんが、消費税率引き上げ
まで、あと一年を切ったというのに、準備できている企業はわずか数パーセントだといわれています。
商店街の老舗や、何十年の伝統を持つお店が消費税率の引き上げに伴って
なくなってしまう事はないようにしていただきたいです。