こんばんわ。税理士の 細川ひろみです。
今夜は地域通貨について。
私の住んでいる市川市でもたまに地域通貨が発行されます。
登録のある商店でのみ使えて、法定通貨で購入するけれども、法定通貨での購入金額よりも多く使える
というお金です。
私はこの地域通貨を得るためにさんざん駆け回りましたが、結局購入することができなかったという
苦い思い出があります。
地域通貨には地域のつながりを活発にして、住民同士が触れ合う機会が増加するというメリットがあります。
しかし、何事もいいことばかりではありません。
地域通貨が交換できる十分な場所が必要です。
市川市の場合にも交換できる場所を少し離れたお店何か所かにお願いしていましたが、
あるところは混みすぎて大変だったと配り終わった後にお店の人が漏らしていました。
(もうやりたくないとつぶやいていました)
もう一つ気を付けなければならないのは、偽造通貨が出回らないように、不正利用を防ぐ仕組みも
必要になってきます。
そのほかに、人が殺到しないように、事前に妊婦さんや小さい子がいる家庭に優先的に券を発行する
という工夫や使える期限を決めて商店の方でも取り扱いやすいように工夫していました。
地域の活性化に 地域通貨 が利用されていますが、うまく流通して人々に浸透するかどうかが
成功の秘訣になっているようです。