今日は、税理士試験2日目。法人税と相続税があります。
どちらも、落としてはいけないところを取り逃さないよう、見切りをつけるべきところは
早い段階で見切りをつけ、時間が余れば最後に戻ってやってみるという姿勢で取り組んで
ください。
天気の方も心配ですが、実力を十分に発揮して頑張ってください。
決算書を作る仕事って、過去の数字をまとめて貸借対照表と損益計算書を作ること。
売上が前期、前々期と比較してどうでした。今の資産はこんな状態ですっていうことですよね。
過去の状態から今を知るという意味ではとっても大切な資料です。
が、実際に経営している方が知りたいのは、お金が回るかどうかと、自分はこういう風にしたいの
だけれども、このままで大丈夫かどうか。ということなんじゃないかなと思います。
利益は出ているけれども、売掛金や買掛金のように掛けで決済されている会社さんは、
売掛金と買掛金の入金と出金のタイミングによっては、買掛金の支払ができないことも予想されます。
いわゆる黒字倒産というものです。
キャッシュフローはまず、大きく3つに分類されます。
①営業活動によるキャッシュフロー
②投資活動によるキャッシュフロー
③財務活動によるキャッシュフロー
の3つです。
①はプラスであるのが理想で、そのプラスは大きければ大きいほど○。
②はマイナスが望ましい。
③はケースバイケースです。
この ①と②を足した総額がフリーキャッシュフローと呼ばれていて、
本業で稼いだお金を投資に回し、なお残っているお金のことをいいます。
そこで足りない場合には、銀行からお金を借りたりするということになります。
3期分のキャッシュフロー計算書を比較して、キャッシュの増減と残高の確認をすることを
おすすめします。