今日も行きたがらない息子。結構、無理やり連れて行ってしまいました。
今日は経費についてです。
経費、経費とよく言われますが、買ったものや、飲食代が全て経費になるのか?という問題
が出てきます。
経費というのは、売上から引くことができるもの。
経費が多いと、売上から引かれる金額が多くなり、所得が減って、納める税金も少なくなります。
だから、多くの人は、なるべく多く経費に入れようとします。
この経費になるものには、どんなものがあるのか?
お給料や消耗品、水道光熱費や減価償却費は経費になります。
この消耗品の中に一つ150万円の防水の腕時計が入っていたらこれは経費になるでしょうか?
趣味のものであれば、経費にはなりませんが、これがないと仕事ができないとか、仕事のためだけに
使うものであれば経費になります。
水道光熱費や携帯電話などの通信費も、自宅部分の自宅で使った分は経費
にはなりません。
このような時に、上記のように1枚の領収書で経費になるものと、ならないものが
混在する場合には、自宅のうち何部屋を事業のために使用しているとか、一日の時間の
うち何時間仕事をしているとか、床面積で按分したりします。
では、一台何千万円もする車が経費になるかについてはどうでしょう?
車については、一回で経費になることはなく、6年間ですこしずつ経費にしていきます。
(中古の場合には6年でないこともあります)
問題は何千万円もする車が事業を行う上で必要か?ということです。
これも、上記の時計の話と同じことで、この車じゃないとダメな理由があるならば、
減価償却費の全額が経費になるし、そうでない場合は趣味分は経費にすることは
できません。
結構消耗するサッカーボールこれはどうでしょうか?
もちろん、サッカー選手の経費にはなりますがサ、ッカー選手以外の人が
サッカーボールを買った場合には、これは経費にはなりません。
経費と一言にいっても、同じものでも経費になる人もいれば、ならない人もいます。
上記のように、領収書を取っておくことはもちろん大事ですが、領収書だけとっておけば
大丈夫というようなことはないので、経費にする場合には実態に合った経費算入をしなければ
いけないので注意しましょう。