人生にはいくつかの扉があります。
まず一つ目の扉は生まれる時でしょうか。
ワクワクしながら生まれてくるやる気満々の魂もいれば、
ドキドキしながら生まれてくる魂もいるでしょう。

そして、それぞれの道を歩んでいくのです。

二つ目、三つ目、というように、いくつも扉があり、
それぞれのタイミングで扉を開ける時がやってきます。

わたしは２週間ほど前、ある出来事がありました。
わたしの人生の五つ目の扉が開いたのだと思います。
この２週間はその余韻に浸っていました。

今にしてみれば、そこに至るまで、多くの人が支えてくれていました。
それは、もちろん、実際に関わりあい、言葉を交わしていただいたこともですが、
それ以外にも、エネルギー的に人と人はつながっていると思います。
特に意識していなくて無意識でも、エネルギー的に支えあっている、としか思えません。
なぜなら、偶然のような出来事たくさんあり、とても偶然には思えないからです。

過去にも扉が開く前にはいつも必ずきっかけとなる出来事がありました。
わたしの場合、きっかけは決してワクワクした美しいものではなかったです。
それは何カ月、時には何年にも及ぶこともありました。

今回もそうでした。
前に進もうとするわたしを、ネガティブなわたしが抵抗していました。かなり強力な抵抗勢力でした。

人生の扉という表現をしましたが、人生の壁と同じです。
誰もが経験する、人生の壁、次に進む前には、本当にそれで良いの？と確かめるようにやってくると感じています。

扉が開いた時、
わたしは自分自身と、他からの影響によるわたしを分けることができました。
わたしは唯一無二の存在で、わたしはわたしである、
と思えたのです。
少し大袈裟に言えば、わたしの中の光を見つけた感じです。

その日から、不思議と不安や恐れが減りました。
全くないわけではないですが、無駄な不安感や恐れがなくなったのです。

そして、わたしたちは、みんな繋がっている。
わたしはひとりではない、それがリアルに感じました。

ワンネス、その言葉が頭に浮かびました。

わたしがスピリチャリティに興味を持ったきっかけは天然石でした。
そして、今回扉を開けたきっかけも天然石でした。

また、わたしのネガティビティの理由、それは薄々感じていましたが、
10年20年前なら、それを受け入れられなかったかもしれません。
今は、そうなのだ、と受けれられます。

わたしもその先祖も、今世で出会った人々も過去世で出会った人々も、
時には困難にぶつかり、また、喜びと感謝にあふれる体験をしながら、
精一杯生きてきたのだと思うと、尊敬の念を抱き、自然と涙が流れます。

これから新しい一歩が始まります。
なんだか自分の歩いてきた道のりが愛おしくなりました。

人生、いろいろなことが起こります。
ですから、どんな時も、希望を持って欲しい、
わたしたちは、決してひとりぼっちではない、
と、お伝えしたいと思いました。

人生の扉が開く時