先週の3連休の中日。家族とともに上野の国立科学博物館に行ってきました。
海のことを深く知ることができる特別展が開催中でした。
会場は、章立てになっておりました。
第1章 海と生命のはじまり
第2章 海と生きもののつながり
第3章 海からのめぐみ
第4章 海との共存、そして未来へ
入場時間指定のチケットを事前予約していきましたが、会場は混雑。
ゆっくり展示を見ながら解説を読むなんて余裕はほとんどありません。
遠目に巨大なモニュメントを写真に収めて、次に進むのでした。
ここまでが第2章。次はヒトが海を利用した歴史を辿る第3章へ。
20年使用されていた海底探査機「ハイパードルフィン」の展示です。
最大深度はなんと4500ⅿとのこと。これで海底の貴重な姿をとらえてきたそう。
最後の第4章では、海洋問題も取り上げていました。
クジラの胃袋から大量の海洋プラスチック。ヒトが投棄したごみの問題です。
海洋汚染、乱獲による資源の枯渇などの海の環境問題は深刻です。
エピローグにあるように、海への恩返しを真剣に考えなきゃいけないですね。
折しも、8月下旬に「ALPS処理汚染水」の海洋放出が始まりました。
今後処理水の放出は30年続くとのこと。
その是非はともかく、このタイミングで海を考えることができ良かったです。