ありのままで愛して下さい♡【いちご状血管腫の経験談】 | 新宿御苑前*フラダンスでママと子どもを主役に!親子でつくるALOHAの環 〜Mother of Aloha〜

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ALOHA!  

フラダンスで子育てママを主役に!
子連れママフラ講師 Hiromi です。


実は、長男は右目の上に、いちご状血管腫という良性の腫瘍を患っていました。

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いちご状血管腫とは、乳児血管腫と呼ばれる赤あざの一つで、肌の表面近くにある血管が増加してしまう病気です。

その盛り上がった見た目から、「いちご」状血管腫と呼ばれるようになりました。

出産した1割の赤ちゃんが血管腫を発症し、その中の1割の赤ちゃんが治療の必要があると言われているそうです。

基本的には、成長するとともに、完ぺきではないもののほとんど血管腫は消失します。


長男は治療も終えており、母親のわたしも血管腫のことを忘れていたのですが、、笑

血管腫そのものは大きくはないものの、目立つ位置にあったため、当時の長男を知っている、最近出産したママから、「うちの子もいちご状血管腫なんだけど、どうしたらいいかな」という相談を受けるようになりました。

なので、あくまでもわたしなりの体験を踏まえて、経験談をお話しさせてもらいますね。


いちご状血管腫が消失していくまで

長男が生まれた直後は、特に右瞼に変わった点は見られませんでした。

初めて気づいたのは、出産して退院直後、うっすら赤いかなぁ程度。

それが生後一ヶ月には、しっかりとした赤みに。

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そして一ヶ月検診の際に、いちご状血管腫の可能性があると指摘されました。


大学病院の形成外科で確認してもらうと、

やはり、いちご状血管腫で間違いない。

このまま右瞼の血管腫が大きくなり続けると、まぶたが開かなくなり、最終的に視力に影響が出る恐れがある。

今すぐ月一回のレーザー治療を開始することが望ましい。

と、医師から説明を受けました。


ちなみに、あくまでも見た目に関わる形成外科での治療となるため、治療費の保険適用は、三ヶ月に一度まで。

保険適用外の治療は1回3万円と高額。。


最終的に、最初の4回(保険適用2回、適用外2回)は毎月一回行い、その後一年間は保険適用内のレーザー治療を三ヶ月に一回し続けました。


レーザー治療を終えたといっても、完治したわけではなく、これ以上のレーザー治療は肌への負担になりかねないと判断されただけです。

なので、レーザー治療中、治療をやめた後もずっと、目の上はまさにイチゴジャム状態。

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それがようやく、色が薄くなってきたなと思ったのは、治療をやめて1年後くらい。

治療をやめて2年以上たった今は、赤みは全くなく、よーく近づいてみれば、肌がボコボコしてるかな、でも言われなきゃそこまで気にしないかな、レベルになりました!

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お子さんがいちご状血管腫のパパ・ママへ

基本的にはいちご状血管腫は自然に消失するものではあるので、治療するしないは、医師に相談の上、ご両親の判断で決めてもらえばいいと思います。


でも、特に外見を気にされる女の子のママに多いですが、子供に対して、「こんな病気にしてしまってごめんね」という罪悪感は持たないでください。

ご両親がそう思えば思うほど、お子さんに罪悪感が伝わって、逆に「自分の容姿は他のみんなと違うんだ」と思わせる原因になりかねません。


また、この血管腫は、遺伝的なものでもなんでもありません。

長男の担当医には、女の子、未熟児、白人に割合多いとはいわれましたが、うちの長男はどれにも当てはまりませんが、血管腫になりましたよ。

なので、産んだママ自身を責めるのも間違っています。


また当然、血管腫になったからといっても、赤ちゃんの身体は健康そのものです。

子どもが毎日元気でいてくれる、これ以上幸せなことなんてありません!

どうか、パパ・ママ、お子さんを中身も外見も、丸ごとひっくるめて、愛して可愛がってあげてくださいね♡


周りの方へ望むこと

わたしが長男を連れてお出かけする際、赤く盛り上がった皮膚にギョッとした周りの方によく言われたのが「かわいそう」でした。

悪意がないことはわかってはいます。。

でも、通院などに対して「大変ね」と言われるならまだしも、人の家の子の顔を見て、「かわいそう」って失礼じゃないかなと感じました。。


わたしは、長男のことも、もちろん自分自身のこともかわいそうと思ったことはありません。 

わたしにとっては血管腫があろうがなかろうが、長男は可愛い大事な我が子なんです♡

血管腫の存在なんてちょっと大きいホクロのようなもので、母親にとっては、日常生活ではまったく気になることはありません。


でも、さっきの罪悪感の話と一緒で、かわいそうと言われるから、言われたママも、「あぁ、顔に血管腫があるのはかわいそうなことなんだ」と錯覚してしまうんですよね。

そうではなく、代わりに一言、

「赤ちゃん、元気そうだね。かわいいね」

と、これだけ声をかけてくれれば、ママも喜ぶのになぁと思います。


いちご状血管腫は治療が可能なものではありますが、だからといって、最初からいちご状血管腫が発症しない赤ちゃんが減るわけではありません。

見た目に対する偏見の目が減り、もっと正しい知識が広まることを心から望んでいます。


今日もみなさまにとって、ALOHA(愛)に満ちあふれた1日になりますように♡ 

MAHALO