こんばんは
「できる!」を増やす療育専門家おおはしひろみです
今日のテーマは引き続き会話の練習!前回聞くことの大切さをお話ししましたが、では実際何をしたら良いかをお話ししたいと思います。
①話の内容を聞き取る
これは例えば、お子さんに「タオルとって」や「お皿2枚並べて」などの簡単なお手伝いをやってもらったり、本やアニメの内容を聞いたり、CDと一緒に売られている教材を使うなどです。工夫次第で色々な練習方法が考えられますし、難易度も変えられます。練習は多ければ多いほどよいなので、お子さんの好みや日常に取り入れやすさなどで選んでいただくと良いかと思います
②「うめライス」を意識する
「ん?」ってなりますよねー。わかります。これは私がNHKの番組で見つけた、話を聞く時に大事な「うなずく/目を見る/ラストまで/一生懸命/スマイル」の頭文字を集めたものです。本当によい語呂合わせで覚えやすいです
③相槌を打つ
相槌=聞いている証!なのにみんな聞くことに夢中でうなずいたり、相槌するのを忘れやすいですなので別途練習します
相槌は「そうなんだ〜」だけでなく、「へぇー」、「うんうん」など色々バリエーションもあるのでそれもこの時に練習します。今はオンラインの授業や習い事も多いので、なおさら「聞いてますよ!」という相槌は必要なスキルです。
このように色々な形で耳を鍛え、聞く練習をしています
グループで取り組む時は、みんなで良かった所、直すと良い所を言い合うことで、他の人のスキルなども学んでお互い高め合えるようにしています。
次回はいよいよ「話す練習」の話をしたいと思います