2045年問題 コンピュータが人間を超える?


2045年にコンピュータの能力が全人類の知能を超えてしまうという説がある(「2045年問題」松田卓也、廣済堂出版)


・アメリカのレイ・カーツワイルは2045年に、それより先はコンピュータの未来を人間が予測できなくなる「技術的特異点」に達すると主張している


・コンピュータは加速度的に進化しており、やがて「意識」をもつ人工知能(強い人工知能)ができる可能性がある


・入力については、現在たとえばスマホなどで2次元の指の動きを読み取れる


 2012年には「リープ」という人間の体の3次元の動きを読み取れるコントローラーが発表されている


 パソコンもマウスとか使わなくても、空間で上下左右に手を動かすことで操作できるようになるだろう(映画の中ではありました)


 もっと進めば、何らかの装置を身につけるか、チップを体に埋め込むかして、頭で考えて指示するだけでパソコンを操作できるようになるだろう


・現在の型のコンピュータは計算能力については人間よりはるかにすぐれているが、パターン認識はかなり困難である


 計画されているのは、数百億のニューロンをもつ人工知能をつくり、人間の脳をシミュレーションする、人間の脳を再現するコンピュータをつくること
 パターン認識もできる新しいタイプのコンピュータである


 そのコンピュータに「意識」や「感情」が生まれるかも知れない


 最初は、子どもを育てるように「教育」する必要がある
 やがてコンピュータが成長し自分で自分を教育するようになる


 コンピュータが「自由意志」をもつようになるだろうか


 「自由意志」を持ったコンピュータがさらに自己複製能力をもつようになれば、もはや生命体とみなしてよいだろう


 人間とコンピュータの関係はどうなるのだろうか


 映画「マトリックス」シリーズでは、人類とコンピュータは対決から最後は和解する方向に向かっているようである


 この現実世界は宇宙のどこかにあるコンピュータの「マトリックス」の世界なのだろうか


 この現実世界が「マトリックス」の世界ではないことを証明できるのだろうか?