来る、2011年8月27日に日本武道館において、東京スポーツ
新聞社主催で新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・
ノアの3団体協力のもと、3月11日に発生した東日本大震災復興
チャリティー大会“ALL TOGETHER”が開催される。
オールスター大会の様相は確かにあるが、こんな時だからこそ、
プロレスの持つ人の心を感動させる大会にしたい。
当日、武道館に足を運べない人たちのためにテレビ中継、インター
ネット動画配信など含めて国民を巻き込んだイベントにしよう。
ただ、「新日本・全日本・ノアが集まってやりました」的な大会なら
やる意味がない。
その後のプロレス界、日本全体に向けた発信を今回の大会を
きっかけにしていく必要があると思う。
いろんな考え方、価値観、思惑はあるだろう。
しかし、今回この3団体が集まってする意義はなんなのか?
団体が乱立し、各団体の特徴もそれぞれに存在していることは
事実だろう。
ただ、世間は「新日本だから」「ノアだから」なんて見方はしない。
「プロレスは・・・」
って、言われるのだ。
これだけ多様な娯楽に溢れる世の中。
プロレスがなくたって生きていけると言ったら、それまでかも
しれない。
でも・・・それでも、プロレスが持っている力ってある。
力道山が戦後の日本を感動させた時から、引き継いできた
プロレスが持っている力。
それは言葉で簡単に語れる程、単純なものではない。
勝負を超越したところにある駆け引き、思い、感動。
今だからこそ、プロレスだから出来ることがある。
プロレスラー鈴木みのるは叫んだ。
ノアのGHC王者、杉浦貴に対して。
「お前、MVPなんだろ! チャンピオンなんだろ!
お前がプロレスの力を信じねぇで、誰が信じるんだよ!」
5月8日。
二人は有明コロシアムで、素晴らしい闘いをした。
正に魂と魂のぶつかり合い。
そして、杉浦が勝ち、みのるは「プロレスのためにいっしょに
頑張ろうな!」と声をかけ、握手と抱擁を交わした。
「プロレスって・・・凄いじゃん!」
そんな声がどこからともなく、世間に巻き起こせれば
この大会の意義がある。
“ALL TOGETHER”
2011年8月27日。
プロレス界・・・否、日本の歴史のページが変わる!
博薫堂
by Hiroyuki “Jantonio” Matsumoto