久しぶりに海外の世界遺産ニュースを取り上げてみました!
というのも、日本の世界遺産登録があり立て続けにニュースが飛び交っていたんで
海外まで手が回らなかったというのが、ホントのところです
さてまず取り上げたのは
■中国、世界遺産の村を模倣■
すでに「エッフェル塔」を模倣して現地の観光スポットとなっている中国ですが
今回ターゲットとされたのは
オーストリアの「ハルシュタット村」です。
先月6月18日に中国の不動産デベロッパーが建設を予定していると報じました。
ハルシュタット村は人口わずか800人の小さな村。
美しい風景が愛され、年に数十万人の観光客が訪れます。その大部分がアジアからの旅行客。
中国の不動産デベロッパーはこの人気に目をつけ、広東省恵州市に建設する計画を打ち出しました。
これがドイツメディアに報道されたんです。
僕が注目したのは、この報道に対しての現地の人々の反応です。
当然、反発する人が大半かと思いきや
「良い宣伝広告になる」とのことで
むしろ歓迎しているとのことなんです。
以外や以外、観光客を横取りされるとか本場のイメージが崩れるとかマイナス的なことが
先行してしまいがちですが、あくまでも「模倣は模倣」ということで
模倣のものを見たらやっぱり本場のものを見たくなるという心理を逆手に取った意味での
宣伝効果として期待してるんですね。
よく中国では、日本のキャラクターが模倣されたり、あるテーマパークが模倣されたりと
テレビで報道されていましたが
確かにニセモノよりホンモノに感動しますからね。
というより、個人的にはニセモノには感動はないですね。
ということで、ホンモノの「ハルシュタット村」を見たくなったニュースでした
次に注目したのはこのニュース。
■タイ、世界遺産条約脱退!!!■
実は、日本が世界遺産登録で盛り上がっていた時に海外ではとんでもないことが
起きていたんです!
このニュースは今後の世界遺産の歴史で重大なこととして刻まれていく事件です。
ことの発端は、カンボジアの「プレア・ビヒア寺院」が
2008年に世界遺産に登録されたことにはじまります。
プレア・ビヒア寺院は、カンボジア北部とタイ東北部との国境未確定地域にあり
国際司法裁判所は1962年に遺跡本体はカンボジア領と認定していました。
タイ政府はプレア・ビヒア寺院が世界遺産に登録されることに反対しましたが
ユネスコはプレア・ビヒア寺院を世界遺産に登録しました。
その直後タイ政府は、カンボジアが持つプレア・ビヒア寺院の領有権を撤回したんです。
そして6月25日
パリで開かれていた世界遺産委員会で
タイ政府はかねてから領土喪失につながる可能性があるとして
「プレア・ビヒア管理計画」の討議開始に反対していましたが
世界遺産委員会が
カンボジア政府が単独で作成したその管理計画の討議開始を決めたことを理由に
世界遺産条約からの脱退を発表したのです。
くしくもこの日は「平泉」が世界遺産に登録された日。。。
そして27日には、カンボジアとタイの国境付近では両国軍が兵力を増強するなど
両国の緊張が増す状況に。
そこで両国軍の代表が紛争防止に向けて協議をはじめました。
しかしタイ軍は国境未画定地域から両国軍の兵力撤退を提案したにもかかわらず
カンボジア軍はそれを拒否。。。
同じ27日、ユネスコの事務局長は
タイが脱退したことに遺憾の意を示すとともに再考を求める声明を出しました。
しかしタイではアピシット首相がタイの考えを伝えるため何度も電話したが
ユネスコの事務局長が無視したと報道しています。。。
というのが、今回の事件の流れです。
国境未確定地域というエリアが存在していること自体がいかがなものかと思いますが
日本でも「北方領土」や「尖閣諸島」などの問題は
いまだ解決の糸口が見えていません。。。
でも、そうなると、タイのその他の世界遺産も登録抹消となってしまうんでしょうか?
では最後のニュースは明るくいきましょう!
■マチュピチュ発見から100周年!■
僕が死ぬまでに必ず訪れると決めている「マチュピチュ」が発見されて
100周年
を迎え7月7日にイベントが開催されました!
「マチュピチュ」はインカ帝国時代の遺跡で、「インカの失われた都市」などと言われています。
考古学者「ハイラム・ビンガム」が1911年7月に発見した遺跡ですね。
7月7日、その考古学者による発見から100年を迎えたことを記念する式典が開かれ
ライトアップのパフォーマンスなどが行われたとのことです
あのマチュピチュでライトアップされたってことは、さぞかし幻想的だったんでしょうね~~
では今回はこのへんで~
というのも、日本の世界遺産登録があり立て続けにニュースが飛び交っていたんで
海外まで手が回らなかったというのが、ホントのところです

さてまず取り上げたのは
■中国、世界遺産の村を模倣■
すでに「エッフェル塔」を模倣して現地の観光スポットとなっている中国ですが
今回ターゲットとされたのは
オーストリアの「ハルシュタット村」です。
先月6月18日に中国の不動産デベロッパーが建設を予定していると報じました。
ハルシュタット村は人口わずか800人の小さな村。
美しい風景が愛され、年に数十万人の観光客が訪れます。その大部分がアジアからの旅行客。
中国の不動産デベロッパーはこの人気に目をつけ、広東省恵州市に建設する計画を打ち出しました。
これがドイツメディアに報道されたんです。
僕が注目したのは、この報道に対しての現地の人々の反応です。
当然、反発する人が大半かと思いきや
「良い宣伝広告になる」とのことで
むしろ歓迎しているとのことなんです。
以外や以外、観光客を横取りされるとか本場のイメージが崩れるとかマイナス的なことが
先行してしまいがちですが、あくまでも「模倣は模倣」ということで
模倣のものを見たらやっぱり本場のものを見たくなるという心理を逆手に取った意味での
宣伝効果として期待してるんですね。
よく中国では、日本のキャラクターが模倣されたり、あるテーマパークが模倣されたりと
テレビで報道されていましたが
確かにニセモノよりホンモノに感動しますからね。
というより、個人的にはニセモノには感動はないですね。
ということで、ホンモノの「ハルシュタット村」を見たくなったニュースでした

次に注目したのはこのニュース。
■タイ、世界遺産条約脱退!!!■
実は、日本が世界遺産登録で盛り上がっていた時に海外ではとんでもないことが
起きていたんです!
このニュースは今後の世界遺産の歴史で重大なこととして刻まれていく事件です。
ことの発端は、カンボジアの「プレア・ビヒア寺院」が
2008年に世界遺産に登録されたことにはじまります。
プレア・ビヒア寺院は、カンボジア北部とタイ東北部との国境未確定地域にあり
国際司法裁判所は1962年に遺跡本体はカンボジア領と認定していました。
タイ政府はプレア・ビヒア寺院が世界遺産に登録されることに反対しましたが
ユネスコはプレア・ビヒア寺院を世界遺産に登録しました。
その直後タイ政府は、カンボジアが持つプレア・ビヒア寺院の領有権を撤回したんです。
そして6月25日
パリで開かれていた世界遺産委員会で
タイ政府はかねてから領土喪失につながる可能性があるとして
「プレア・ビヒア管理計画」の討議開始に反対していましたが
世界遺産委員会が
カンボジア政府が単独で作成したその管理計画の討議開始を決めたことを理由に
世界遺産条約からの脱退を発表したのです。
くしくもこの日は「平泉」が世界遺産に登録された日。。。
そして27日には、カンボジアとタイの国境付近では両国軍が兵力を増強するなど
両国の緊張が増す状況に。
そこで両国軍の代表が紛争防止に向けて協議をはじめました。
しかしタイ軍は国境未画定地域から両国軍の兵力撤退を提案したにもかかわらず
カンボジア軍はそれを拒否。。。
同じ27日、ユネスコの事務局長は
タイが脱退したことに遺憾の意を示すとともに再考を求める声明を出しました。
しかしタイではアピシット首相がタイの考えを伝えるため何度も電話したが
ユネスコの事務局長が無視したと報道しています。。。
というのが、今回の事件の流れです。
国境未確定地域というエリアが存在していること自体がいかがなものかと思いますが
日本でも「北方領土」や「尖閣諸島」などの問題は
いまだ解決の糸口が見えていません。。。
でも、そうなると、タイのその他の世界遺産も登録抹消となってしまうんでしょうか?

では最後のニュースは明るくいきましょう!
■マチュピチュ発見から100周年!■
僕が死ぬまでに必ず訪れると決めている「マチュピチュ」が発見されて
100周年
を迎え7月7日にイベントが開催されました!
「マチュピチュ」はインカ帝国時代の遺跡で、「インカの失われた都市」などと言われています。
考古学者「ハイラム・ビンガム」が1911年7月に発見した遺跡ですね。
7月7日、その考古学者による発見から100年を迎えたことを記念する式典が開かれ
ライトアップのパフォーマンスなどが行われたとのことです

あのマチュピチュでライトアップされたってことは、さぞかし幻想的だったんでしょうね~~

では今回はこのへんで~
