結婚相談所での婚活は、結婚を真剣に考える方が集まり、短期間で将来を見据えた出会いを重ねていく場です。 

しかし、この特徴は、お見合い結婚が主流だった時代を経て恋愛結婚が一般的となった親御様の世代から見ると「もっと時間をかけるべきではないか」との思いにつながることもあり、その結果、親御様とお子様の間で「理想の結婚像」に違いが生じる場合があります。


「早く結婚してほしい」と願う親御様と、“自分が選んだ人”と幸せになりたいと願うお子様。 

同じ方向を向いているにもかかわらず、すれ違いが起きることがあります。 

自然な恋愛の流れやマッチングアプリでのスピード婚ならまだしも、親御様にとって安心感のある結婚相談所での婚活であっても、時にはこのようなすれ違いが生じるのはなぜなのでしょうか。

そこには、ひと昔前とは異なり、恋愛結婚が主流となった親世代(50代・60代)の価値観からすると、「交際期間の短さ」や「理想の結婚像」に世代間のギャップが潜んでいる可能性があります。


 👨‍👩‍👧 親御様の心配  

1. 交際期間が短く、相手の本質を見抜けていないのではと感じる 

→交際期間を長く持つことで、相手の人柄や価値観をより深く理解できるとする考え方。

2. 信頼関係が十分に築けていないのではと不安になる 

→結婚生活には「心から安心できる土台」が必要だと捉えている。

3. 昔はもっと時間をかけて結婚を決めたという世代的価値観

→ 「時間をかける=安心」と捉えやすい。 

4. 安定した職業・収入や家柄・学歴の釣り合いを重視する 

→ 条件面での安心材料が整っていないと不安になる。 

5. 伝統的な役割分担を理想とする 

→ 家庭のことを妻に多く任せるという地方特有の考え方が残っており、夫婦で協力し合うという現代的な価値観との違いを感じる。


 🌱 お子様が相談所で歩んできた婚活ストーリー

✔ お見合いを重ね、外見だけでなく人柄を丁寧に確かめてきた 

✔ 複数交際を経験し、会話を重ねながら自分に合う人を探してきた 

✔ 結婚観の擦り合わせを行い、不安や心配ごとを率直に伝え、相手と向き合ってきた

✔ 将来を見据え、親御様のことも考えながらお相手選びをしてきた 

 ✔ お互いの将来の親御様についても話し合い、思いやりを持って受け入れ合ってきた。

✔ 振られることもあり、傷つきながらも挑戦を続けてきた 


上記の過程を経て「やっとこの人だ」と心から思える相手に出会ったお相手だからこそ、会員様は親御様に「きっと喜んでもらえる」と期待するワケです。 

ところが、逆に親御様からお相手のことを否定されたり、二人の将来について不安を煽るような言葉をかけられると、「まさかそんなことを言われるとは思っていなかった」と非常にショックを受けます。 

結婚相談所という安心できる場での出会いだからこそ、なおさら、頭ごなしの否定は「ではどこで出会えばいいのだろう」との思いにつながり、時には「誰を紹介しても反対されるのではないか」と不安に感じてしまい、婚活そのものへの意欲を失ってしまうことさえあるのです。


 

 👥 理想の違い 

<親御様世代の理想>

 • 安定した職業や収入 

• 家柄や学歴の釣り合い 

• 伝統的な役割分担 

• 周囲から見ても安心できる条件 

<お子様の理想> 

• 価値観の一致 

• 協力し合い、長い人生を二人で乗り越えていける関係性 

• 家事・育児の分担 

• 日常を楽しめる安心感や心のつながり 


地方でのお子様の婚活では、親御様世代が安定や社会的信用を重んじ、職業や収入、家柄をひとつの目安として考える場合もあります。

一方でお子様世代は、価値観の一致や協力し合える関係、心のつながりを大切にしています。 

どちらも「幸せを願う気持ち」は同じですが、重視する視点の違いがすれ違いを生みやすいのです。

結婚とは「選択の自由」となりつつある時代。 

お子様が結婚を望む背景には、勇気と挑戦、そして努力の積み重ねがあるのではないでしょうか。 

突然の報告であればあるほど、親御様が驚きや不安を覚えるのも自然なことです。 

けれど、親御様が求める“安心材料”も、お子様が大切にする“心のつながり”も、どちらも「幸せを願う気持ち」から生まれているのだと思います。 

時代の移り変わりによる価値観の違いを少し意識していただくだけで、お子様にとっては大きな励ましとなり、安心して結婚への一歩を踏み出す力につながるのではないでしょうか。 

不安を理解へと変えることで、親御様の応援は未来の幸せを育み、お子様の心を支える何よりの後押しとなるはずです☆彡