私は訪問看護ステーション勤務なので、病院実習で、総合周産期母子医療センターのGCU(回復治療室)に見学に行きました
小さな戦士たちが、小さな身体で病気と闘ってました
私を担当してくださった方は、不妊症看護認定看護師さんで、とてもほんわりした感じのやわらかい方でした
「少しでもご両親の思いを知るため、寄り添い、共感するように努めている。共感が同情にならないよう気をつけている。自分の思いを押しつけないよう接している」などなど話して下さいました基本的なことですが、なかなかできない事です
私が今日主に関わったRちゃんは、染色体異常があり、呼吸や哺乳が上手に出来ません哺乳をするとお腹が張り、苦しくて泣くとまた張り、の繰り返しでした。
私がRちゃんを見て、「Rちゃんはハンサムね~」と話しかけていると、20代の看護師さんが、
「ハンサムって久しぶりに聞いた」と言ってました。ハンサムってことばは、もう消えかかってるのね「イケメン」は、まだ大丈夫❓
午後からはご両親が面会に来られ、お母さんが哺乳されました🍼すると、全く泣かずに全量お口から飲めました
担当の看護師さんが、「お母さんだとほとんど泣かずに飲むのよね~。不思議よね~。愛情の違いかしら❓私も愛してるんだけどねぇ」とつぶやかれてました💧
Rちゃん、お母さんが分かるんだね凄い
お母さんって、やっぱり最強だなぁと思いました
今日はRちゃんの、おじいちゃんおばあちゃんも来られてました。両親以外は直接面会できない決まりがあり、ガラス越しの面会でした。ガラスの向こうから話かけ、笑いかけ、頭を撫でる仕草をされたり、愛おしさが凄く伝わってきて、その姿を見てるだけで涙が出てきました
Rちゃんは、たくさんの愛情に包まれてました
最近は、悲しくても、嬉しくても、怒っても、すぐに涙がでます。歳をとって、涙腺がバカになってます
GCUの看護師さんが、「子どもにとって家🏠で育つのが1番いい。もっと病院と地域が連携をとって、安心して家に帰ってほしい」と言われてました。本当にその通りです👌
小児の訪問看護を受け入れられないステーションも、まだまだ多いと聞きます。お家に帰って一番不安なのは、お世話をするお父さんやお母さんだと思います多くのステーションが、小児を受け入れられ、一人でも多くの子どもさんが、お家🏠で安心して家族と過ごせるといいなぁと願います
これからも日々学び、頑張らなければと、またまた思いました老体にムチ打って頑張るよ~