しばらく実家に滞在していましたので、
両親とゆっくり会話をする機会がありました。
実家は農家で2~3年前まで、
お米づくりをしていたのですが、
高齢の両親にはきつい作業となり、
今はご近所さんから購入しています。
お米づくりは本当に大変で、
わたしが子どもの頃は、
ほとんどが手作業だったので、
相当な肉体労働だったと思います。
ふと思い出したのが、ホツマツタヱの
瀬織津姫とワカ姫が歌で
イナゴを祓う話です。
「穂虫」イナゴの被害に悩まされた
紀州の人々をお救いなさるため、
瀬織津姫とワカ姫とはせ参じた。
ワカ姫はほし草と桧扇を持ち、
扇で扇ぎたて即興の歌を読みながら、
イナゴを祓いました。
それを見ていた瀬織津姫は
三十人の姫達を二手に分けて
田の左右に佇ませ
皆一緒にワカ姫の作った
イナゴ祓いの和歌を歌わせました。
三百六十回繰り返し歌い続けて
最後にほし草と桧扇を皆が一斉に
どよませ大声を上げれば
一気に西海の彼方へと飛び去り
稲田は元の様に静まりました。
このワカ姫の歌により、
無事、災いは祓われ再び稲は元通り
この秋には豊かな糧を得て喜び祝い
お二人に感謝を込めて
天日前宮と玉津宮をお造りしました。
枯れたる稲も
歌の力で若返らせた。
この國の名を和歌の国と名づけた。
ワカ姫の即興の歌は、
こちらのブログで紹介されていました。
イナゴを追いやる祓い歌
タネハタネ ウムスキサカネ
マメスメラノ ゾロハモハメソ
ムシモミナシム
祓い歌の意味
田んぼや畑の大麦・小麦・大豆などの穀物や
稲穂の葉も食べ尽くしてしまってはいけない。
虫だってみんな同じものを食べてる
仲間ではないか。
田畑を耕し土壌を肥やすことに勤しんでいる
女たちの稲穂を盗み食いをしてはいけない。
虫もそれぐらいの良心は持ち合わせてるだろう。
どんな流れだったか忘れてしまったけれど、
父と母にこの話をしたら、
母が子どもの頃の思い出を話してくれました。
母が小学生の頃、
田んぼの害虫駆除は
子どもたちの役目だったようです。
子どもたちが
田んぼの端に並んで揃って歩きます。
そうして、
ずい虫やイナゴを捕っていくのだそうです。
農薬が撒かれる前は、
こんなふうにしていた時代もあったのですね。
縄文時代は、
さらに虫たちにも優しく、
殺さずに追いやっていたんですね。
農薬の入った噴霧器を背負い
田んぼの中を歩き
撒く父の姿を見て、
子どもの私でも
体に悪そうだと心配になりました。
農薬無しでお米を作ることは
簡単なことではないそうなのです。
それを実践されている方は、
すごいなぁと思います。
話がいろいろ飛んでしまいました💦
今日も愛そのものの中で生きている
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拙い文章を最後までお読みいただき
ありがとうございます。
すべての存在が愛と光に包まれ
満たされますように✨🌈🌎