先週はマネージャーが遅い遅い夏休みで、その間あたしが上にたち、しっかりしなければいけなかった。
このお店にきて4ヶ月。すごく責任が重かった。
でも、ずっと休みなく働いてくれてたマネージャーがゆっくり休めるように、頑張りたかった。
4日間の中で、いろーんなことがあって、何度も何度も小さな試練を乗り越えた気がする。
あたしが忘れてたことがあったらカバーしてくれる子がいて…
あたしが発注などに集中できるように気を遣って、売り場はまかせてくださいって言ってくれる子がいて…
みんなにすごく助けてもらった。
ただ、ひとつ。
あたしともう1人いる社員の25歳ちゃん。
みんなが普段以上にまわりをみて、仕事見つけて、いつも以上の頑張りで動いてくれてる中で、
ひとりマイペース…というか、社員の自覚がまったく感じられず、その様子をみててすごく悔しかったし、イライラした。
時給750円で目一杯頑張ってくれるバイトの子。その姿を見て、あの子は何も感じないんだろうか?
大量注文してくださる企業さんもいます。お店にとってはとてもありがたいこと。
袋詰めの作業が増えたって、喜んでやります。1人でも多くの方に、パンのおいしさ知ってもらいたい。幸せな気持ちになってもらいたいから。
でもあの子はその作業が増えることを
「うざい」
と言っていた。人として、どうなんだろう?と疑問に思った。
25歳ちゃんと2人きりのとき、あたしはスライサーで食パンを切っていた。
お店が忙しく、この時間までにこの作業をおわらせたいというのがなかなか思い通りにいかず、時間がおしていた。
あたしだけでは追い付けない。もう1人のバイトさんは十分すぎるくらい頑張ってくれてる。
25歳ちゃんがもう少しまわりをみて気付いてくれたら…
みんながしている「先読みの思いやり」をしてくれたら。。(隣の人がしようとしてる作業を見て、必要な袋やトングを用意したり、作業台を片付けたり)
でも期待するのはよそう、あたしがもっと動いてもっと頑張ろう…
そんなことを考えながら、スライスしてて、安全ストッパーしなかったから、指が刃にあたってしまった。。
一瞬の出来事で、
「やってしまった…」
痛い痛い…血が…どうしよう。。
とにかくバンソウコウを二重に巻き、指の付け根を輪ゴムでしばった。
店内にはお客さんいなかったから、何事もなかったかのように、もう一度手袋をしてパンを切り始めた。
25歳ちゃんは気付いてない。言ってもしかたないから、頑張ろう。
ちょうどその時、お母さんがパンを買いに来てくれた。
「いらっしゃいませ」
と言った瞬間、優しく笑って入ってきたお母さんと目が合って、ナミダがでそうになった。
「手どしたんね?」
とすぐに気付かれ、指を切ったことを話した。
心配して、できないのに
「お母さんが代わりにレジ打とうか?自分で袋にいれるけ指を高くあげときんさい!」
私はヘラヘラ笑いながら大丈夫(^^)vと言った。
何人かお客さんがこられて、レジしてる間もお母さんは店内をウロウロしてて、
お客さんが落ち着いた頃、
「何かあったら電話しんちゃいよ。無理しんさんなよ」
と言って帰っていった。
指は痛かったけど、気持ちは楽になった。
お母さん、ありがとう。
その日15時半までの勤務だったけど、とても帰れる状況じゃなくて、17時過ぎまで仕事して帰った。
帰って、とりあえずシャワー浴びた。
バンソウコウとりかえようと剥がしたら、まだジワジワ血があふれてきて、嫌な感じに心臓がドキドキし始めた。
ほっておいちゃダメな傷なんじゃないか?
そう思って、近くの夜間診療やっている病院へ行った。
事情を話したら、
「普通はすぐ病院にくるよ!」
とちょっとあきれられた。すみません。
縫える形の傷ではなかったから、消毒と、早く肉?が再生するように処置してもらって帰った。
冷静になって、指を切断しなくてよかった…このくらいの傷ですんでよかった…と安心感と恐怖心がわいてきた。
右手人差し指はなにをするにも使う指だから、何かと不便です。
でも自業自得。そんなこと言ってられない。やるしかない。
これがマネージャーがお休み2日目のこと。
次の日から、あたしのちょっと大げさに包帯まいてる指をみて、お客様が心配してくださった。
「犬に噛まれたんね?」
「指つめたんね?」
「指痛そうじゃねぇ、どしたんね?」
「おばちゃんが袋いれるよ。指一本使えんだけで不便よねぇ」
「嫁入り前なんじゃけぇ、きをつけんとー」
みなさん色々声をかけてくださり、優しさがすごくありがたくて、すごく嬉しかった。
あたしは本当に、いっぱいの人に支えてもらって今がある。
このみなさんの優しさを、あたしは今度はみなさんにお返しできたら…。
そして4日目。
「指どうしちゃったんですか?」
いつものバカにしたような口調で25歳ちゃんが聞いてきた。
「スライサーで指を切ってしまったんよ。25歳ちゃんもきをつけてねー」
そう言って、すぐその場を離れた。
あなたもいるときに切ったんだよ。
ほんとはすぐに痛いよーって言いたかったけど、きっとそのイラッとする口調で返されると思うと言いたくなかったんだよ。
もう1日半以上、包帯してたけど、今気付いてくれたのね。
呆れて、悔しくて、話たくもなかった。
みんなに感謝したり、こうやってイライラしたり、本当に大変な4日間でした。
相変わらず、隣の人が大変そうでも、手伝おうとしない。
先読みしない。自分さえよければいい。
そんな感じで、私は何からどういう言葉でその子に伝えていけばいいのか、悩む日々です。
昨日、久しぶりにマネージャーが出勤され、
「ありがとうね、大変だったよね」
その笑顔に救われました。
そして、製造、レストラン、事務所、たくさんの人が
「マネージャー帰ってきてよかったね」
「しっかり業務できて、よく頑張ったね」
「明日はゆっくり休むんよー」
って言葉をいただきました。
みなさんの笑顔にめちゃんこパワーをもらい、
明日からまた頑張ろうー、あたしがもっと大人になって、広い心でみてみよう。
そんなふうに思ってます。
…長々と、思ったまま書いちゃいました。
ストレスも多いですが、あたしはこの仕事が大好きです(o^∀^o)
