平安時代は、
和歌や宮廷文化の発展とともに、
色彩文化も豊かになった時代でした。
宮中において、
「かさね」の色が表れたのも、
この頃からといわれています。
令和即位の礼での、
皇后雅子様の十二単。
わたしが特に印象的だったのは、
唐衣の「若草色」
唐衣は、一番上に着用する、
腰までの長さの短い上衣で、
皇后様だけが着けられるものです。
即位の礼・皇后様の唐衣は、
このような色味だったかと思います。
(イメージ)
瑞々しさ、若々しさ、伸びやかさ。
御帳台に立たれたお姿を拝見し、
これからの時代への期待が膨らみ、
気持ちが明るくなったのを覚えています。
色を暮らしに取り入れて、
色から元気をもらいましょう!