ダッカにはまだいけないので、気分転換に近くのちょっと大きな町SAVARへ行ってきた。

事前にオフィスの人に行き方を聞いていたので、まずリキシャ―、それからバスで目的地へ着くはずだった。

リキシャ―でバス停に着いたら、そこは大きな道路に面していて、バスやらリキシャやらごちゃごちゃしてた。

今ダッカでは警察の代わりに、学生たちがボランティアで交通整理や掃除などをしているとニュースでやってたんだけど、ここでも学生たちがたくさんいて交通整理をしていたので、ちょっと驚いた。

学生はだいたい英語が話せるから、どのバスに乗ったらいいかを聞いて、乗ろうとしたら、目的地には行かないという。次のバスもいかない。レグナが行くという。レグナは８人位の乗り合いバスで、幌馬車みたいなやつ。

お～ついに、私もレグナデビューか！とちょっと興奮。

待ってる間に学生が写真を撮ってくださいというので記念撮影。

外国人というだけで、写真撮影は日常茶飯事。

そしてレグナが来て、乗り込んだ。

思ったより、乗り心地がよかった。座るところもベンチみたいに固いのかと思っていたら、ふかふかで柔らかかった。

１０分もかからない距離なので、１０タカ（１３円）だった。バスだと４０タカとかだから得した。

となりの男の人も一緒のところで降りるというので、降りる時教えてねと言って、一緒に降りて、ショッピングモールを案内してくれた。これもいつものあるある。

思ったより町が小さかったので、さらっとっ買い物をして帰る。

ちなみに買ったのは髪染めるやつ。

バングラでは、石鹸とかシャンプーとかは小さな店の陳列棚においてあることが多く、店の人に取ってもらわないと買えないところが多い。特に田舎では。そして品揃えも適当なので、自分が欲しいものを手に入れられる確率はかなり低い。

今日は５，６件まわって、２つの店でお目当ての品を見つけたので、念のため２つ買っておいた。

ちなみに、こんな商品も値引きの交渉をする。田舎より５０円ほど高かったので、無理やり負けてもらう。

そして帰りも乗り合いバス、レグナで。

乗り込んで、またおりたい場所の名前を隣の人に告げて、教えてねと言っておく。

それから女の人が乗り込んできて、話しかけられ、日本からだというと、娘が日本が大好きなんだと言って、ビデオコールで話すことになった。うちの家に今から来ないか？と言われたが、さすがにちょっとと思い、お断りした。

他にも乗ってる人と初レグナということで、写真を取ったり、皆でわきあいあい。

目的地で降りようとすると、どこまで行くんだと聞かれ、学校の名前を伝えると、ここで降りなくていい、学校の近くまで行くから大丈夫と言われ、そのまま乗り続けた。

乗っている人が４人ほどで、「学校の近くまで行くから大丈夫」的な話をしていて、なんかいっぱい言ってくるが、バングラ語なので分からない。でも大丈夫ということは伝わってくる。

最初に乗ってたお兄さんは、途中で降りたけど、もう一人のおじさんが、「俺に任せとけ」みたいなことを言っているので、そのまま乗る。

そして、「今だ！ここで降りろ！」と言われ降りて、「あっちの道に行ってリキシャに乗れ」と言われ、OKと言い、みんなとお別れ。

そこは初めての場所で、全然知らないことろだったけど、そこからリキシャにのって、無事家に帰ってきた。

バングラの人は、本当にみんなで「これでもかっ！」というくらいに助けてくれる。

みんなが悪い人だったら、こんな怖いことはない。

全然分からないところで、バングラ人のいうことをただ信用して、言われた通りしてるのだから。

でも、今まで何度も何度も、こうやって助けられてきた。

騙されたことは一度もないし、本当にいい人たちだ。

最近は、学校の周りでは、お金をぼったくられることもないし、お釣りも数えなくても、ごまかされることはないと知っている。

多く渡しすぎたら、ちゃんと返してくれるし。

帰りも２０タカ位？よくわからなかったけど、おじさんが、これ渡せ、あれ渡せと言ってくるので、言う通りにした。

騙されたとしても１０円位だし。

そして絶対に騙されてないし。

あ～初のレグナ楽しかった。

あっ、帰る前に道で何百人と言う人たちが行進していた。プロテストみたいにちょっと声を上げていた。他の人にあれは何？と聞いてみたが、分からなかった。この田舎でも、まだあるのだから、やっぱりダッカはまだまだ大変かもしれない

ボッコボッコの道でレグナを携帯で話しながら運転するにいちゃん

タバコを吸っても大丈夫です🙆

SAVARの町まで買い物へ、初の乗り合いバス