前回に続き、普遍神話カードのお話です。

 



 


私は普遍神話カードとは別に

OSHO禅タロットというカード占いもしています。




OSHO禅タロットは、私にはとても縁が深いカードです。

人生で初めて受けた本格的な占いとしてふれたのが、出会いでした。
数年後、占いを習ってみようとたまたま訪れた
自宅近所のサロンで扱っていたのもOSHO禅タロット。
ヨガ教室でおすすめに手渡されたのも
このタロットを作ったOSHOの本でした。

選んで行ったのではなく、行く先々で待っていたのがこのカードだったのです。


私にとってOSHO禅タロットは、近所の物知りなおっちゃん的な存在です。

「ちょっと聞いてよー」とカードにふれると
「おー、なんじゃどうした?」とおっちゃんなりの見解をくれるのです。
こんなことをいうと、怒られてしまうかもしれませんが…。

ですので、私が占い師をしていた時も
OSHO禅タロットはとても信頼がおける相棒でした。
時にカードとケンカすることがありつつも
気軽なコミュニケーションを楽しみながら
一緒により良い答えを探っていきました。



一方の普遍神話カードは、その気楽さはありません。




心を鎮め、清浄な空間で自分自身と真摯に向き合います。

それはもはや儀式。
カードからご信託をいただくイメージです。
巫女役を担うのは、小冊子に書かれた東西様々な宗教の神話。
普遍神話、という名前の由来がここにあります。


「世の中の神話とは
人間が根本的に持っている悩みを描いたもの」
これが、神々の森神社カフェで教わったことです。
色々な神話には共通のエピソードがあります。
それは、悩みの“型”のようなものです。


普遍神話カードでの占いの方法はこうです。

私たちの悩みを、まずは“神様”への問いの形に整えます。この整える段階で、自身の心の中を深く耕していきます。
次にカードを展開して、今現在の状態をカードに投影し読み取っていきます。

儀式の場に問いを預けることで
カードから受けたご信託を、神話に当てはめて
客観的に整理できるのです。


カードは決して「こうしなさい」などといったアドバイスはしません。
未来に起きる出来事も知らせてくれません。
しかし、徹底的に深い省察によって波立つ心を鎮めることができます。
“只今”に集中するマインドフルネスにも似ているかもしれません。





こう書くと、OSHO禅タロットに比べて普遍神話カードを
神聖視しているように思われるかもしれませんが、
そうではありません。



私は占いで使うカードはすべて、
自身にとって必要なものを自分で選び取っていると
考えています。
それは、ソマティック・マーカー仮説のようなものが働いているのかもしれません。
意思決定において情動的な身体反応が重要な信号を提供するという仮説である。その処理において腹内側前頭前野が重要な役割を果たすとされる。 脳科学辞典 より





そうして自分が選んだカードを読み解くことで
カードが発するメッセージを受け取って自分の心が変化するのか
カードに照らし深掘りして自分の心を形作るのか
いずれにせよ、受け取り方は自分次第です。





人は、空の雲の形にも真理を見出すことができる存在です。
カードを選ぶという能動的なアクションを加えることで
自分と出来事により強い結びつきを感じることができる、
これがカードを使った占いの力であり
カードの面白さだと思うのです。




【OSHO禅タロット】祝祭